Canon – APS-Cミラーレスカメラ&レンズのスペックや特徴を一覧比較 –

2018年8月30日

canon

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一眼レフカメラでは、押しも押されもせぬトップブランドであるキヤノン。EOS KissシリーズからEOS-1D X Mark IIまで、空きのないラインナップのカメラに豊富なEOSレンズ群が加わる正に鉄壁の布陣で初心者からハイアマチュアまで、そしてスポーツ、風景、ポートレートのプロなど、あらゆるカメラマンがEOSを使っています。

そんな一眼レフ帝国を築き上げたキヤノンは、ミラーレスカメラには慎重な姿勢を示し、最初のミラーレスカメラであるPanasonic LUMIX DMC-G1が2008年に発売されてから、約4年キヤノンからミラーレスカメラが発売される事はありませんでした。

そして、満を持して発売されたキヤノンミラーレスカメラ初号機のEOS Mは、新マウントのEOS MマウントにAPS-Cサイズのセンサーを組み合わせた、まさに一眼レフのEOSから受け継がれた高画質カメラとして登場しました。しかし、それ以上でもそれ以下でもなく、個性の乏しいカメラでありました。その上AF(オートフォーカス)も遅く、専用レンズも2本だけしかなく、お世辞にも評価の高い順調な船出とは言えませんでした。

その後、モデルチェンジを重ねてEOS M3となっても、初めの芳しくない評価が覆ることは有りませんでした。しかし、2016年に発売されたM5(M4は欠番)によって大きく評価は変わりました。M5は、それまでの背面液晶だけのスタイルから、一眼レフのようにセンターにEVF(ファインダー)を持つスタイルに変更され、一眼レフで培ったDual Pixel CMOS AF(撮像面位相差AF)を搭載することにより一気にAF速度と動体撮影能力を向上させた結果、メインカメラとして十分使えるミラーレスカメラに急成長を遂げました。

また、マウントアダプターで一眼レフ用のEOSレンズが使える事から、一眼レフのEOSユーザーにとってはサブ機に最適なミラーレスカメラになるでしょう。

キヤノンのカメラは、オートホワイトバランスが正確で機種間の画質のバラツキが少ない事から、どの機種を選んでも安心して使える安定感が魅力です。また、透明感のある画作りが特長で、特に女性ポートレートに用いると、とても魅力的な肌に写り、モデルさんに喜ばれることでしょう。

風景などを写すと、こってりよりはあっさり目の描写で、やや控えめな記憶色になります。ぱっと見はやや印象が薄いかもしれませんが、長く見ていても見飽きない万人に愛される描写と言えます。

そして、APS-Cサイズのセンサーを採用していることから解像感も良好で高感度にも強い、キヤノンらしいそつのないミラーレスカメラです。

ただ専用レンズがまだまだ少なく、特に他社に有るような高級レンズが2017年現在、まだ1本もないのが弱点かもしれません。EOS Mマウント用のLレンズの少しでも早い登場が待ち望まれます。

カメラボディ

EOS M5

EOS-M5

  • 約2420万画素(ローパス有り)
  • 常用ISO感度:100-25600
  • 連射速度:最高9コマ/秒
  • 測距点:49点
  • ファインダー:236万画素
  • ボディ内手ぶれ補正:なし
  • 重量:約380g(本体のみ)
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EOS-M5
photo by Robert Montgomery

今までのミラーレスに、満足しているか?という挑戦的なコピーと共に登場し、EOS Mシリーズ初の内蔵EVFとデュアルピクセルCMOS AFを搭載したEOS M5。1つの画素にフォトダイオードを2つ搭載し、測距時はその2つのフォトダイオードの位相差を検出してフォーカスし、画像生成時には1つの画素として読み出すことにより、素早く正確なピント合わせとAPS-Cセンサーならではの高画質を両立しています。


EOS M6

EOS-M6

  • 約2420万画素(ローパス有り)
  • 常用ISO感度:100-25600
  • 連射速度:最高9コマ/秒
  • 測距点:49点
  • ファインダー:なし(外付け対応)
  • ボディ内手ぶれ補正:なし
  • 重量:約343g(本体のみ)
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EOS-M6
photo by Aaron Yoo

EOS M6は、M5からEVFを外して外付け対応とし、自撮り機能を追加したカメラと言えるでしょう。外観は一眼レフのEOSを小型にしたようなM5に対し、クラシックな雰囲気のM6と好みが分かれる部分かもしれません。また、ファインダーを覗きながらフォーカス位置を自由に決められるタッチ&ドラッグAFはファインダーが外付けのM6には付いてないので注意して下さい。


EOS Kiss M

EOS Kiss M

  • 約2410万画素(ローパス有り)
  • 常用ISO感度:100-25600
  • 連射速度:最高10コマ/秒
  • 測距点:最大143点
  • ファインダー:約236万ドット
  • ボディ内手ぶれ補正:なし
  • 重量:約351g(本体のみ)

 

サンプル画像へのリンク
http://cweb.canon.jp/

遂にミラーレスのKissが誕生しました!
EOS Kissと言えば、初心者向け一眼レフカメラのトップランナーとして、誕生以来他の追随を許さず走り続けてきました。その伝家の宝刀を遂に抜いたのです。これはCanonがミラーレスに本気になった証では無いでしょうか。APS-Cセンサーを積んだKiss Mはとても高画質。後はレンズさえ揃えば鬼に金棒でしょう。

EOS M100

M100

  • 約2420万画素(ローパス有り)
  • 常用ISO感度:100-25600
  • 連射速度:最高6.1コマ/秒
  • 測距点:最大49点
  • ファインダー:なし
  • ボディ内手ぶれ補正:なし
  • 重量:約266g(本体のみ)

 

サンプル画像へのリンク
m100
http://cweb.canon.jp/

むずかしい事は良く分からないけど、おしゃれなカメラでキレイな写真を写したいならEOS M100は如何でしょうか?一眼レフトップブランドのキヤノンが初心者にも使いやすいカメラを目指して開発したM100は、簡単にきれいな写真が撮れる機能が満載です。もちろん、セルフィー機能やトイカメラ風やジオラマ風などのおしゃれなフィルター機能も付いてるので、自分のセンスでかわいい写真がいっぱい撮れますよ。

レンズ

他メーカーのAPS-Cレンズは35㎜換算で実焦点距離の1.5倍相当になりますが、キヤノンのセンサーは他社より少し小さいため1.6倍相当になります。

ズームレンズ

EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM

EF-M11-22

  • レンズ構成:9群12枚
  • 最短撮影距離:0.15m
  • 最大撮影倍率:0.3倍
  • 焦点距離:11-22mm
  • 35mm判換算:18-35mm相当
  • フィルター径:φ55mm
  • 光学式手ぶれ補正:あり
  • 大きさ:最大径φ60.9mm、全長58.2mm
  • 重量:約220g
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EF-M11-22

35mm換算18-35mm相当の広角ズームレンズです。沈胴式の収納機構を採用したとてもコンパクトなレンズで、20㎜以下の超広角域から標準に近い35㎜までをカバーする、とても使いやすい画角のレンズです。最短撮影距離も短いので広角マクロ的な撮影にも使え、これ一本でバリエーション豊かなスナップショットが可能です。


EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM

EF-M15-45

  • レンズ構成:9群10枚
  • 最短撮影距離:0.25m
  • 最大撮影倍率:0.25倍
  • 焦点距離:15-45mm
  • 35mm判換算:24-72mm相当
  • フィルター径:φ49mm
  • 光学式手ぶれ補正:あり
  • 大きさ:最大径φ60.9mm、全長44.5mm
  • 重量:約130g
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EF-M15-45

35mm換算24-72mm相当の標準ズームレンズです。特に広角端で周辺光量落ちが大きいなど欠点もありますが、沈胴機構を採用したとてもコンパクトな鏡胴と24㎜始まりと広角側に振った焦点域がとても使いやすいレンズだと思います。


EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM

EF-M18-55

  • レンズ構成:11群13枚
  • 最短撮影距離:0.25m
  • 最大撮影倍率:0.25倍
  • 焦点距離:18-55mm
  • 35mm判換算:29-88mm相当
  • フィルター径:φ52mm
  • 光学式手ぶれ補正:あり
  • 大きさ:最大径φ60.9mm、全長61mm
  • 重量:約210g
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EF-M18-55

35mm換算29-88mm相当の標準ズームレンズです。可もなく不可もなしと言ってしまえばそれまでだが、スマホのカメラや普通のコンデジ(大型センサーでない)からステップアップしたユーザーが流石と思える画質は十分あるレンズです。


EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM

EF-M18-150

  • レンズ構成:13群17枚
  • 最短撮影距離:0.25m
  • 最大撮影倍率:0.31倍
  • 焦点距離:18-150mm
  • 35mm判換算:29-240mm相当
  • フィルター径:φ55mm
  • 光学式手ぶれ補正:あり
  • 大きさ:最大径φ60.9mm、全長86.5mm
  • 重量:約300g
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EF-M18-150

これ一本で風景からスナップ、望遠撮影まで楽しめる35mm換算29-240mm相当の高倍率ズームレンズです。最短撮影距離も短いのでクローズアップ撮影もできる、まさに万能レンズです。


EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM

EF-M55-200

  • レンズ構成:11群17枚
  • 最短撮影距離:1.0m
  • 最大撮影倍率:0.21倍
  • 焦点距離:55-200mm
  • 35mm判換算:88-320mm相当
  • フィルター径:φ52mm
  • 光学式手ぶれ補正:あり
  • 大きさ:最大径φ60.9mm、全長86.5mm
  • 重量:約260g
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35mm換算88-320mm相当のEOS Mシリーズ初の望遠ズームレンズです。このクラスのレンズとしてはとても小型軽量に仕上がっているので、もしかしたら使うかも?って時にも躊躇なく持って行く事が出来るレンズです。もちろん、画質もシャープな描写で手ブレ補正も大変よく効くので、室内撮影での望遠レンズのボケを生かした撮影にも重宝します。

単焦点レンズ

EF-M22mm F2 STM

EF-M22

  • レンズ構成:6群7枚
  • 最短撮影距離:0.15m
  • 最大撮影倍率:0.21倍
  • 焦点距離:22mm
  • 35mm判換算:35mm相当
  • フィルター径:φ43mm
  • 光学式手ぶれ補正:あり
  • 大きさ:最大径φ60.9mm、全長23.7mm
  • 重量:約105g
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EF-M22

キットレンズとしても提供されている、35㎜換算35㎜相当の広角単焦点レンズです。鏡筒の薄いいわゆるパンケーキレンズですから携帯性は抜群です。開放F2と明るいのでボケも楽しめますし、絞ればキリっとシャープな単焦点らしい描写になります。最短撮影距離も短くテーブルフォトもお手の物なので、カメラに付けっぱなしにして日常的に携帯するにはピッタリのレンズです。


EF-M 28mm F3.5 Macro IS STM

EF-M28

  • レンズ構成:10群11枚
  • 最短撮影距離:0.093m
  • 最大撮影倍率:1.2倍
  • 焦点距離:28mm
  • 35mm判換算:45mm相当
  • フィルター径:φ43mm
  • 光学式手ぶれ補正:あり
  • 大きさ:最大径φ60.9mm、全長45.5mm
  • 重量:約130g
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EF-M28

35mm換算45㎜相当の標準マクロレンズです。このレンズ最大の特長はスーパーマクロモードの搭載です。通常の状態でも倍率1.0の等倍マクロレンズとして使えるのですが、スーパーマクロモードでは最大1.2倍の超拡大撮影が楽しめます。また、レンズの周りにLEDを搭載し必要に応じて照射しながら撮影する事が出来ます。日常生活では見る事の出来ない超マクロの世界をこのレンズで楽しんでみませんか?

Posted by あき