デジタルデュープしたカラーネガを一発で階調反転する方法!

デジタルデュープフィルム写真

この記事では撮影後のネガフィルムを手持ちの一眼レフやミラーレスカメラとマクロレンズを使って直接撮影し、デジタル画像として取り込むデジタルデュープについてお伝えするシリーズの第四弾の今回は、Photoshopを使ってカラーネガフィルムをポジ状態に反転し、レベル補正等で画像を仕上げる方法を解説し、その後自動化ツールのアクションを使いクリック一発で画像処理を終える方法をお教えします!

デジタルデュープシリーズの最終回は、カラーネガフィルムの反転処理です。

トーンカーブを使った反転方法の解説はネット上にたくさんありますが、今回私が解説するのはPhotoshopのアクション機能を使ってクリック一発で反転する方法です!

アクションさえ作ってしまえば、たくさんの画像を本当に簡単に処理出来るのでぜひ参考にしてみて下さい。

また、処理方法は白黒ネガフィルムとほとんど同じなので、前回と重複している部分がたくさんありますが、最近(2020年6月)Photoshopに対して大きなバージョンアップが行われて、特にCamera Rawのインターフェースが大きく変わりました

今回はその新インターフェースで解説するので、参考にしてみて下さい。

最初に処理の手順を解説してから、その処理を実行するアクションを作って自動化する方法を解説します。

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カラーネガフィルムの階調反転

RAWファイルをCamera Rawで開く- 手順1

RAWファイルを開く

撮影したRAWファイルをPhotoshopで開くと、自動的にプラグインのCamera Rawで画像が開かれます。

ホワイトバランスを修正- 手順2

ホワイトバランス修正

フィルムの露光していない部分をスポイトツールでクリックすると、フィルムベースの色が抜けてホワイトバランスが修正される。

角度補正ツールで傾きを直す- 手順3

平行線に沿ってラインを引く

①新しいインターフェースでは右サイドのタブでグループを選択する方式になったため、まず「切り抜きと回転」グループを選択。

②次に物差し型のアイコンをクリックして角度補正ツールを立ち上げ、画像のように本来平行の場所(今回は画像の縁)をなぞって線を引くと自動的に傾きが補正される。

③または角度補正ツールのアイコンをダブルクリックしても自動で補正される。ただし上手く行かない事もあるので、その時に上記の方法を用いても良い。

切り抜きツールでトリミングする- 手順4

トリミング

角度補正ツールを使用すると自動的に切り抜きツールに移行するので、ハンドルをドラッグして余計な部分をトリミングする。

画像を16bitに変換してPhotoshopで開く- 手順5

16bitに変更

8bitのままPhotoshopで画像処理すると画質が悪くなるので必ず16bitに変換してから「画像を開く」をクリックしてPhotoshopで開く。

画像を開く

階調の反転- 手順6

諧調の反転

メニューより【イメージ】→【色調補正】→【階調の反転】をクリックして、画像をネガからポジへ反転する。

反転された画像

レベル補正- 手順7

ピクセルの山が無い

ヒストグラムを見るとシャドーとハイライトにピクセル(画素)の山が無いのでレベル補正する。

シャドーとハイライトに山のないヒストグラム

メニューより【イメージ】→【色調補正】→【レベル補正】をクリックして、ダイアログボックスを開く。

オプションダイアログ

オプションボタンをクリックして、オプションダイアログボックスを開く。

チャンネルごとのコントラストを強調】を選択し、中間色をスナップにチェックを入れてOKボタンをクリックする。

中間調をスナップにチェックを入れると、画像のグレー部分を選んでそこをニュートラルな色調にしてくれ、色かぶりが補正される。

シャドーからハイライトまで山のある画像

アクションを作成して処理を自動化

Photoshopのアクションでネガポジ反転を自動化

上の動画のような、ここまでの処理をワンアクションで実行するためのオリジナルアクションを作成する。

最初に戻す

ヒストリーを開いて一番最初の「開く」をクリックし、最初の状態に戻す。

アクション

メニューより【ウィンドウ】→【アクション】をクリックして開く

新規アクション

新規アクションを作成】をクリック

新規アクションダイアログボックスで任意のアクション名やファンクションキーを設定し「記録」ボタンをクリックして、記録を開始する。

アクションを保存

手順5〜6を再度実行し、停止ボタンをクリックするとアクションが保存される。

再度開いた直後の状態に戻り、設定したファンクションキーで処理が実行されるか確認し、Jpegで保存する。

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おまけ

今回の画像に限らずネガを取り込む際にはどうしてもゴミが付きやすいので、最後にゴミ取りをします。

画像のゴミ取り

完成画像

カメラ:Nikon F4
レンズ:Nikkor S.C Auto 50mm F1.4
絞り:F2.8
フィルム:FUJIFILM SUPERIA PREMIUM 400
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まとめ

今回は楽に手早くデジタルデュープしたカラーネガフィルムを画像処理する方法を解説しました。

もちろん、RAWファイルの段階でトーンカーブを使って一枚一枚処理した方が高画質になりますが、その方法ではたくさんの画像を処理するのが本当に大変です。

それよりも、通常は今回の方法で処理し、これは丁寧に処理したいと言う画像のみをRAWファイルで丁寧に処理した方が効率的です。

それにやってみれば分かると思いますが、16bitで処理すれば今回の方法でも十分高画質な画像が作れます。

それではまた。

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