ILFORD HP5 PLUSの作例集 ザラッとした質感の白黒フィルム

ILFORD HP5 PLUSオールドレンズ

イルフォードはイギリスの白黒フィルムで、ISO50の「PANF PLUS」からISO3200の高感度フィルム「DELTA3200 PROFESSIONAL」まで色々な特性のフィルムがラインナップされていますが、今回はその中でも一番人気の高いISO400の「HP5 PLUS」の作例をご紹介します。

ただし、初めて自家現像したフィルムなのでリール巻きの失敗で現像液が上手く回らず、画像の三分の一近くが未現像になってしまったコマが複数あり、そのようなコマはトリミングで対処しています。

また、私はまだまだフィルム写真の初心者なので他のフィルムと比べての批評などは出来ない事をご了承下さい。

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ILFORD HP5 PLUSの特徴をネットで調べてみた

ILFORD HP5 PLUSはトラディショナルタイプのモノクロフィルムだとの記述が多く見つかる。

では、トラディショナルタイプとはどのようなフィルムなのか?

簡単に調べた限りでは、これと言う回答は見つかりませんでしたが、トラディショナルには伝統的や旧式などの意味がある事から、Kodak T-MAXに使われるT粒子などの新技術(と言っても1980年代の技術ですが)が使われていない昔ながらのフィルムと言う意味だと思う。

そしてこのトラディショナルタイプのILFORD HP5 PLUSはその粒子感の荒さが特徴だとの記述も多い。

要するに白黒らしいザラッとした雰囲気の写真が撮れるフィルムという事だろう。

ILFORD HP5 PLUSの作例

全ての撮影は「Canon FTb」と「FD 55mm f1.2 S.S.C」のコンビで行い、ISOはフィルムの指定通りの400に設定しました。

撮影時の絞り値については詳細には覚えていませんが、カメラの最高シャッタースピードが1/1000秒と遅く、フィルムの感度もISO400なので日中の撮影では絞りを開けると露出オーバーになってしまうので、F8から場合によってはF16まで絞り込んで撮影しています。

夜間はF2かF2.8で撮影しました。

また現像液にはコダックD-76(1:1)を使用し、液温20度、13分で現像しました。

全ての作例写真はクリックで拡大表示します。

日中の散歩スナップ

平屋建ての古い民家。植え込みの質感がとてもリアルに描写されている。

影の落ちるチューリップ花壇をコントラスト豊かに描写。

拡大すると粒子感がよく分かる。右側をトリミングしてスクエアにしています。

満開の桜の下、ボーダーコリーを散歩させている女性もコロナの影響でマスク姿。

明るいタンポポの花をコンクリートの影の部分に乗せて撮影してみた。

フィルムはハイライトが粘るので、直射日光の当たっているタンポポの花から草の陰のシャドーまで階調豊かに描写されている。

日中の東京スナップ

オシャレな美容室。日の当たる木製のドアの描写が素敵。

薄汚れた路地裏は、やはり白黒フィルムの描写が似合う。

何の気兼ねも無く、こんな飲み屋に行ける日が早く来て欲しい。

フィルムの粒子感が逆にメタリックな質感を引き立たせている。下側をトリミングしています。

日中の日比谷公園

洋食の老舗松本楼前の首かけイチョウとテラス席。大樹の重厚感がよく出ている。

雲形池と鶴の噴水。銅像や台座の陰影が美しい。

石灯籠の前を通りかかった外国人の親子?

東京の夜スナップ

甲斐バンドのライブで訪れたNHKホール。

開演前のステージを一枚だけ(汗)スモークの描写がカッコいい!

街灯の明かりの滲みがいい雰囲気。

救急車のボディーの粒子感がエモい。エモいの使い方合ってるかな?(汗)

渋谷の夜景。思った以上にかっちり描写されていてビックリ。手振れ補正なんて当然無いのに全然ブレてない。カメラが重いからか?

渋谷駅の地下道。看板部分のグラデーションがとてもキレイ。

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まとめ

最近のデジカメの画像はレンズ描写も含めて本当に凄い!それは否定しないし自分も好きで楽しんでいる。

でも、フィルム写真はそのベクトルとは全く違う良さがある。それが自家現像した白黒写真であれば尚更だ。

これからも色々なフィルムを使ってどんどん撮影して作例をアップするので、ぜひまたご覧意なって下さい。

それではまた。

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