SONY – APS-Cミラーレスカメラ&レンズのスペックや特徴を一覧比較 –

2018年8月30日

sony-apsc

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コンパクトデジタルカメラのCyber-shotシリーズで、デジカメ黎明期から市場に参入し、個性的なデジカメを次々に発表していたソニー。そのソニーがコニカミノルタから一眼レフカメラマウントのαマウントとその交換レンズ群を丸ごと継承したのは2006年の事でした。

そして初号機のα100を引っさげて、デジタル一眼レフカメラに参入したソニーは、究極の光学ファインダー機と称されるα900やそれまで遅くて使い物にならなかったデジタル一眼レフのライブビューをライブビュー専用イメージセンサーを搭載する事により、それまでとは比べ物にならないほど高速化したα350など、魅力的な機種を次々と発表しましたが、一眼レフの2強であるキヤノンとニコンや根強いファンの多いペンタックスなど、既存メーカーの牙城はなかなか崩せませんでした。

そのソニーが2010年、ソニーとしては初めての新マウントである、Eマウントを起こしてミラーレスカメラ市場に参入しました。

その最初の機種であるNEX-5&NEX-3を最初に見たとき、そのフォルムに私はかなり驚いたと記憶しています。まるでかまぼこ板にグリップを取り付けたような薄くて小さなボディに、ミラーレスカメラで先行していたマイクロフォーサーズ勢より大きなAPS-Cサイズのイメージセンサーを搭載している事がにわかには信じられませんでした。その未来的なフォルムには賛否両論ありましたが、カメラデザインの世界に一石を投じたのは紛れもない事実でしょう。

その後も精力的に新機種を投入し、性能に磨きをかけたNEXシリーズでしたが、型番が増えすぎて機種の区別が分かりづらくなった為かやや迷走気味に感じられました。

しかしフルサイズセンサーを搭載したα7シリーズを発売したのを機に、NEXの名を廃止して型名をαに統一し、製品を統廃合した事によりコンセプトが明確になり、APS-Cミラーレスカメラとしての魅力がとても大きくなりました。

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カメラボディ

α6500

ILCE-6500

  • 約2420万画素(ローパス有り)
  • 常用ISO感度:100-25600
  • 連射速度:最高11コマ/秒
  • 測距点:位相差425点+コントラスト169点
  • ファインダー:約236万画素
  • ボディ内手ぶれ補正:5軸補正
  • 重量:約410g(本体のみ)
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ILCE-6500

高速性と追従性に優れた位相差AFと高精度なコントラストAFを併用する「ファストハイブリッドAF」。撮影領域ほぼ全画面に配置された、425点の像面位相差AFと169点のコントラストAFがピントの抜けやすい小さな被写体も素早く捉え、イメージした構図で素早く撮影可能。また、最高約11コマ/秒の高速連写により素早く動く被写体も逃さず撮影出来ます。今までのカメラでお子様やペットなどが上手に撮影出来なかったあなたに最適なカメラです。


α6300

ILCE-6300

  • 約2420万画素(ローパス有り)
  • 常用ISO感度:100-25600
  • 連射速度:最高11コマ/秒
  • 測距点:位相差425点+コントラスト169点
  • ファインダー:約236万画素
  • ボディ内手ぶれ補正:なし
  • 重量:約361g(本体のみ)
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ILCE-6300

α6300とα6500の大きな違いは、ボディ内手ぶれ補正の有無です。その他の部分についてはスペック上に大きな違いはありません。もちろん、新しいα6500の方が画像処理やAFアルゴリズムの最適化によって多少の改善はされていますが、一般的な使用では大きな違いはないと思います。現在の売値で3万円以上違う現状を考えると、OSS(レンズ内手ぶれ補正)レンズしか使用しない場合は、積極的にα6300を選ぶのも有りだと思います。


α6000

ILCE-6000

  • 約2420万画素(ローパス有り)
  • 常用ISO感度:100-25600
  • 連射速度:最高11コマ/秒
  • 測距点:位相差179点+コントラスト25点
  • ファインダー:約144万画素
  • ボディ内手ぶれ補正:なし
  • 重量:約285g(本体のみ)
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ILCE-6000

α6000は発売当時、ピント合わせが素早く動体への食いつきの良いAFでカメラファンをあっと言わせたカメラです。それから約2年半が経ち、後継機種のα6500やOM-D E-M1 MarkⅡなどAFのすごいミラーレスカメラがいくつも登場しましたが、α6000のAF性能もまだまだ一線級を保っていると思います。もちろん、画質も現在のレベルで見ても十分高画質ですから、動体に強いカメラを少しでも安く買いたい場合には最適な選択かもしれません。


α5100

ILCE-5100

  • 約2420万画素(ローパス有り)
  • 常用ISO感度:100-25600
  • 連射速度:最高6コマ/秒
  • 測距点:位相差179点+コントラスト25点
  • ファインダー:なし
  • ボディ内手ぶれ補正:なし
  • 重量:約224g(本体のみ)
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ILCE-5100

α5100は、簡単に言えばα6000からEVFを取って連射速度を遅くし、その代わりタッチシャッターを付けた機種と言えるでしょう。私の使用しているミラーレスカメラにもタッチシャッターが付いていますが、思いのほか便利です。特に地面すれすれの低い位置から撮影したい場合、もちろんファインダーは覗けませんしピント合わせもやりにくい。そんな時にタッチシャッターを使えば瞬時にピント位置決めとフォーカスから撮影までが完了します。ほんと便利ですよ。

レンズ

ここで取り上げるレンズはα6500などのAPS-Cセンサーカメラ専用のレンズになりますが、α7シリーズなどのフルサイズセンサーカメラにおいてもAPS-Cモード(クロップモード)を用いれば使用する事は可能です。ただし、その際の画角はAPS-C相当になります。

ズームレンズ

E 10-18mm F4 OSS

SEL1018

  • レンズ構成:8群10枚
  • 最短撮影距離:0.25m
  • 最大撮影倍率:0.1倍
  • 焦点距離:10-18mm
  • 35mm判換算:15-27mm相当
  • フィルター径:φ62mm
  • 光学式手ぶれ補正:あり
  • 大きさ:最大径φ70mm、全長63.5mm
  • 重量:約225g
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SEL1018

35mm換算15mmから27mmの焦点距離をもつ超広角ズームレンズです。ズーム全域F4固定の開放絞り値を持ち、ズームをしてもF値が変わらず撮影できるのも特長のひとつです。広角レンズを小さく作れるミラーレスカメラの特長を生かし、とても小型軽量のレンズに仕上がっているため、手持ちで軽快に撮影する事が出来ます。


E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS

SELP1650

  • レンズ構成:8群9枚
  • 最短撮影距離:0.25m
  • 最大撮影倍率:0.215倍
  • 焦点距離:16-50mm
  • 35mm判換算:24-75mm相当
  • フィルター径:φ40.5mm
  • 光学式手ぶれ補正:あり
  • 大きさ:最大径φ64.7mm、全長29.9mm
  • 重量:約116g
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SELP1650

多くのカメラのキットレンズに採用されている、パワーズーム搭載の小型軽量標準ズームレンズです。この手のレンズは写りよりも可搬性に重きを置いて設計されていると思いがちですが、このレンズには非球面レンズが3枚、EDガラスが1枚採用されていて、なかなかどうして写りの方も馬鹿に出来ません。カメラを普段持ち歩く時に付けていると大変重宝するレンズだと思います。


Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS

SEL1670Z

  • レンズ構成:12群16枚
  • 最短撮影距離:0.35m
  • 最大撮影倍率:0.23倍
  • 焦点距離:16-70mm
  • 35mm判換算:24-105mm相当
  • フィルター径:φ55mm
  • 光学式手ぶれ補正:あり
  • 大きさ:最大径φ66.6mm、全長75mm
  • 重量:約308g
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SEL1670Z

カールツァイス銘の35mm換算24mmから105mmの焦点距離をもつ標準ズームレンズです。ズーム全域F4固定の開放絞り値を持ち、ズームをしてもF値が変わらず撮影できるのも特長のひとつです。とても質感の高い鏡筒で、持つ喜びが十分に味わえるレンズです。写りは開放ではやや緩い描写ですが、絞るにつれシャープになります。この二面性を上手く使えば色々な描写を楽しめる事でしょう。


E18-55mm F3.5-5.6 OSS

SEL1855

  • レンズ構成:9群11枚
  • 最短撮影距離:0.25m
  • 最大撮影倍率:0.3倍
  • 焦点距離:18-55mm
  • 35mm判換算:27-82.5mm相当
  • フィルター径:φ49mm
  • 光学式手ぶれ補正:あり
  • 大きさ:最大径φ62mm、全長60mm
  • 重量:約194g
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SEL1855

35mm判換算27mmから82.5mm相当の焦点距離を持つ標準ズームレンズです。このクラスでは珍しく、レンズ鏡筒部の外装にはアルミニウム合金を採用し、小型・軽量化を図りながら、高品位に仕上げています。


E PZ 18-105mm F4 G OSS

SELP18105G

  • レンズ構成:12群16枚
  • 最短撮影距離:0.45m
  • 最大撮影倍率:0.11倍
  • 焦点距離:18-105mm
  • 35mm判換算:27-157.5mm相当
  • フィルター径:φ72mm
  • 光学式手ぶれ補正:あり
  • 大きさ:最大径φ78mm、全長110mm
  • 重量:約427g
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SELP18105G

開放F4通しの高倍率ズームレンズです。ハンディカムで培った技術を搭載した電動ズームがなめらかなズームを可能にし、動画撮影に最適なレンズに仕上がっています。


E18-200mm F3.5-6.3 OSS

SEL18200

  • レンズ構成:12群17枚
  • 最短撮影距離:0.3m
  • 最大撮影倍率:0.35倍
  • 焦点距離:18-200mm
  • 35mm判換算:27-300mm相当
  • フィルター径:φ67mm
  • 光学式手ぶれ補正:あり
  • 大きさ:最大径φ75.5mm、全長99mm
  • 重量:約524g
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SEL18200

35mm換算27-300mm相当の高倍率ズームレンズです。Eマウントには同じ焦点距離のレンズが3本ありますが、このレンズは手動ズームの一番ベーシックなタイプになります。これ一本でほとんどの被写体を写す事が出来るので、旅行などには大変便利なレンズです。


E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE

SEL18200LE

  • レンズ構成:13群17枚
  • 最短撮影距離:0.5m
  • 最大撮影倍率:0.27倍
  • 焦点距離:18-200mm
  • 35mm判換算:27-300mm相当
  • フィルター径:φ62mm
  • 光学式手ぶれ補正:あり
  • 大きさ:最大径φ68mm、全長97.1mm
  • 重量:約460g
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SEL18200LE

35mm換算27-300mm相当の高倍率ズームレンズです。先に紹介したE18-200mm F3.5-6.3 OSSと焦点距離もF値も全く同じですが、より小型軽量に仕上がっています。旅行などではちょっとした違いが効いてくるので、力のない女性などには良い選択だと思います。ちなみにこのレンズは、タムロンのB011と同じ光学系を使用していると思われます。


E PZ 18-200mm F3.5-6.3 OSS

SELP18200

  • レンズ構成:12群17枚
  • 最短撮影距離:0.3m
  • 最大撮影倍率:0.35倍
  • 焦点距離:18-200mm
  • 35mm判換算:27-300mm相当
  • フィルター径:φ67mm
  • 光学式手ぶれ補正:あり
  • 大きさ:最大径φ93.2mm、全長99mm
  • 重量:約649g
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SELP18200

先に紹介したE18-200mm F3.5-6.3 OSSと同じ光学系を持つ高倍率ズームレンズです。ズーム速度を6段階設定可能な電動ズームの採用により、一定速でのスムーズなズームが可能です。さらに光学式手振れ補正には、動画撮影時にワイド端での手ブレ補正効果を向上させる「アクティブモード」を搭載しています。以上のようにこのレンズは動画に特化したレンズとなっておりますので、本格的に動画を始めてみたい方の最初の一本に最適だと思います。


E 55-210mm F4.5-6.3 OSS

SEL55210

  • レンズ構成:9群13枚
  • 最短撮影距離:1.0m
  • 最大撮影倍率:0.225倍
  • 焦点距離:55-210mm
  • 35mm判換算:82.5-315mm相当
  • フィルター径:φ49mm
  • 光学式手ぶれ補正:あり
  • 大きさ:最大径φ63.8mm、全長108mm
  • 重量:約345g
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SEL55210

35mm換算82.5-315mm相当の中望遠から望遠域をカバーする望遠ズームレンズです。キットレンズとして手に入れる事が多いレンズだと思いますが、写りはなかなか優れていますので、望遠域のレンズを所有していないEマウントユーザーなら手に入れる価値は十分にあると思います。

単焦点レンズ

E16mm F2.8

SEL16F28

  • レンズ構成:5群5枚
  • 最短撮影距離:0.24m
  • 最大撮影倍率:0.078倍
  • 焦点距離:16mm
  • 35mm判換算:24mm相当
  • フィルター径:φ49mm
  • 光学式手ぶれ補正:なし
  • 大きさ:最大径φ62mm、全長22.5mm
  • 重量:約67g
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SEL16F28

35㎜換算24㎜相当の広角単焦点レンズです。Eマウント立ち上げの時に出てきたレンズで、写りの評判は当時から良くありませんでした。とくに周辺の流れが酷く、今から新品を買うのはお勧め出来ません。


E 20mm F2.8

SEL20F28

  • レンズ構成:6群6枚
  • 最短撮影距離:0.24m
  • 最大撮影倍率:0.12倍
  • 焦点距離:20mm
  • 35mm判換算:30mm相当
  • フィルター径:φ49mm
  • 光学式手ぶれ補正:なし
  • 大きさ:最大径φ62.6mm、全長20.4mm
  • 重量:約69g
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SEL20F28

35㎜換算30㎜相当の広角単焦点レンズです。鏡筒の薄いいわゆるパンケーキタイプのレンズで、抜群の携帯性を誇ります。絞り開放では周辺光量落ちが大きく解像力もやや落ちますが、F5.6~F8まで絞れば解消します。画角的にもお散歩スナップには最適なレンズだと思います。


Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA

SEL24F18Z

  • レンズ構成:7群8枚
  • 最短撮影距離:0.16m
  • 最大撮影倍率:0.25倍
  • 焦点距離:24mm
  • 35mm判換算:36mm相当
  • フィルター径:φ49mm
  • 光学式手ぶれ補正:なし
  • 大きさ:最大径φ63mm、全長65.5mm
  • 重量:約225g
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SEL24F18Z

35mm換算36㎜相当の広角単焦点レンズです。APS-C用の単焦点レンズとしては唯一のカールツァイスレンズで、その名に相応しい線が細い描写で抜群の解像度と柔らかいボケ味が両立したレンズです。画角的にも汎用性が高く、最短撮影距離も16cmと接写にも強いので単焦点レンズですが使いどころの多いレンズだと思います。


E 35mm F1.8 OSS

SEL35F18

  • レンズ構成:6群8枚
  • 最短撮影距離:0.3m
  • 最大撮影倍率:0.15倍
  • 焦点距離:35mm
  • 35mm判換算:52.5mm相当
  • フィルター径:φ49mm
  • 光学式手ぶれ補正:あり
  • 大きさ:最大径φ63mm、全長45mm
  • 重量:約154g
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SEL35F18

35㎜換算52.5㎜の標準単焦点レンズで、光学式手振れ補正を内蔵しているのが大きな特長です。スナップ、ポートレート、ネイチャー等どの様なジャンルにも使いやすい大口径レンズで、絞り開放では柔らかく絞ればカリッとシャープな描写を楽しむ事が出来ます。


E 50mm F1.8 OSS

SEL50F18

  • レンズ構成:8群9枚
  • 最短撮影距離:0.39m
  • 最大撮影倍率:0.16倍
  • 焦点距離:50mm
  • 35mm判換算:75mm相当
  • フィルター径:φ49mm
  • 光学式手ぶれ補正:あり
  • 大きさ:最大径φ62mm、全長62mm
  • 重量:約202g
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SEL50F18

35㎜換算75㎜の中望遠単焦点レンズです。焦点距離が長く開放F値が明るいこのレンズは背景をぼかして写すのに最適なレンズで、女性が好きな料理や小物などのテーブルフォトをオシャレでキレイに写す事が出来ます。もちろん、ポートレートやスナップにも最適で、価格も安い事から最初の単焦点レンズには最適だと思います。今までズームしか使った事がないなら、写りの良さとボケのきれいさにきっとビックリしますよ!


E 30mm F3.5 Macro

SEL30M35

  • レンズ構成:6群7枚
  • 最短撮影距離:0.095m
  • 最大撮影倍率:1.0倍
  • 焦点距離:30mm
  • 35mm判換算:45mm相当
  • フィルター径:φ49mm
  • 光学式手ぶれ補正:あり
  • 大きさ:最大径φ62mm、全長55.5mm
  • 重量:約138g
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SEL30M35

35mm換算45㎜の標準マクロレンズです。単焦点レンズ一本でスナップしている時に道端でキレイな花を見つけ、アップで写そうとしたけれど寄り切れずに悔しい思いをする事が良くあります。標準マクロレンズならそんな思いをする事もありません。F値は3.5とやや暗いけれど、そこさえ納得できればある意味究極の常用レンズかも知れませんね。

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Posted by あき