NW-A45&XDP-30R&DP-S1ハイレゾ対応DAPおすすめ3機種を徹底解説!

2018年9月21日

アイキャッチどもども!あきです(^^♪

この記事は、前の記事の続きなので、もしもまだ読んでいないなら下記のリンクから前の記事をよんで、そしてこちらに戻ってきて下さいね。

良い時代になりました

DAPってよく考えたら凄いですよね。

私が若い頃なんて、カセットテープを使ったウォークマン(類似商品含む)しかなかったから、A面、B面合わせても20曲程度しか入らなかったし、それ以上持ち歩こうと思えば、かさばるカセットを何本も持ち歩く必要がありました。もちろん、曲順も固定だったしね。

それが今じゃ、凄く小さいボディに何百曲も入って、曲順も自由自在。音質もカセットに比べたらノイズもなくて、めちゃめちゃきれいだし、利便性なんて比べ物になりません。

だって、カセットウォークマンの時代は電池ですから、切れたらお金を払って電池を買うしかありません。それが今じゃ、PCに差しとけば充電できるんだから楽だよね。

もしもまだDAPを持ってないなら、想像してごらんよ。お洒落なカフェでも、大自然の中でも、あるいは辛い満員電車の中でも好きな音楽が聴けるんだよ。音楽だけじゃなく英語などの勉強だって好きな場所でリラックスして出来ちゃいます。

もちろん、スマホだって同じ事が出来るけど、その音質は全然違います。スマホの音質で満足だって思っていても、よりいい音質を聴いてしまうと、そのクオリティの差にビックリしてしまって、もうスマホには戻れなくなるよ。

同じ時間を使うなら、よりよい音を聴いた方が良いと思いませんか。

そんなDAPの中でも、更に良い音が聴けるハイレゾ対応の製品なら、本当にクオリティの高い音楽再生が可能です。

そんな製品には、アップサンプリングと言って、CD相当の音源でもハイレゾ相当に疑似的に変えていい音にする機能が搭載されているから、今までの音源だって無駄にならず、より楽しめる様になります。

本当の音楽好きなら、持っていて損はないですよ。

SONY NW-A40シリーズはDAPの入門に最適

NW-A40

ここから具体的な商品を紹介していくんだけど、やっぱり最初に紹介するのは、このジャンルの開拓者であるウォークマンでしょ。

一時はiPodに押されて大きくシェアを落としていたウォークマンだけど、その音質やデザインに磨きを掛ける事により見事に復活を遂げました。

その中でも「A40シリーズ」は実売価格2万円台前半と、フラッグシップのNW-ZX300の約6万円と比べると、とてもリーズナブルです。

それでいて機能性はとても高くて、同梱のモデルのイヤフォンや別売りの「IER-NW500N」を組み合わせれば「外音取り込み機能」が使えます。これは、文字通り音楽を聴きながら周囲の音も聞くことが出来る機能で、ランニングやウォーキング中、街中を歩く時なんかに使えば、周囲の音が聞こえなくて、危ない思いをする事もありません。

その操作性は、タッチパネル液晶でスマホライクに操作できるのは元より、ボディ側面に配置されたハードボタンにより、電車の中など、タッチパネルが操作しにくい場面でも、手元を見ずに曲の送りやボリューム操作が可能です。

高音質を実現する本体設計

少しマニアックになるので、興味のない方は飛ばしちゃってください(笑)

デジタルの音源には、CDやDSD系の44.1、88.2、176.4khzとDVDやMP3ファイルなどでよく目にする48、96、192khzのベースクロックの違う二つの系統があります。

実際の音源は、ハイレゾやMP3で販売されている物は、96や192khzなどの系統が殆どなのですが、たまに88.2khzなども売られています。CDは44.1khzなので、リッピングした音源も勿論44.1khzになるので、DAPは、二つの系統を再生できる必要が有ります。

ですが、廉価なモデルでは二系統のクロック(水晶発振器)を積む余裕がなく48khzの一系統で済ませているため、44.1khz系は疑似的に再生し、ネイティブ再生に比べ音質が劣る事になります。

デュアルクロック

しかし、このA40は物理的に二つのクロックを搭載しているため、どちらの信号も完全に同期し、クリアなサウンドを実現しています。

その他にも、パナソニック製のPOSCAP(電解コンデンサ)や部品のはんだ付けに高音質ハンダ、基板や金属部品の固定に導電性を有するビスを使うなど、あらゆる部分に手を抜くことなく高音質設計を貫いています。

高い拡張性も自慢です

A40シリーズには、内蔵メモリーの容量によって16GB、32GB、64GBの3種類がありますが、マイクロSDカードで容量の拡張が出来ます。だから、一番安い16GBのNW-A45でも128GBのカードを差す事により144GBまで拡張できるので、ファイルサイズの大きなハイレゾ音源にも余裕をもって対応できます。

もちろん、内蔵メモリーと拡張メモリー内の音楽はシームレスに行き来できるのでメモリーの違いを意識することなく音楽を楽しめます。

パソコンに接続して、USB-DACとして使用する事も可能なので、高品質なアンプ内蔵スピーカーを接続して、ミニマムスペースで高音質なPCオーディオを楽しむ事が出来ます。もちろん、その場合はパソコン内の音楽を再生できます。

更なる高音質を楽しみたい時には、ポタアン(ポータブルヘッドホンアンプ)に接続すれば、ハイレゾ音源をデジタルのままポタアンに伝送し高品位DACでアナログ変換し、アンプで増幅する事により余裕を持った自然な音を楽しめます。

その音質は

雑味感がなくとてもニュートラルなので、アコースティック系の楽器がリアルに鳴りボーカルも誇張が少なくとても自然な歌声で聴かせます。ハードなロック系の音楽でもギターなどの楽器の音がノイズに埋もれる事なく鳴り響き、リアルな迫力が生まれます。

音については好みがあるし、組み合わせるヘッドフォン(イヤフォン)でも大きく変わるので、迂闊な事は言えませんが、少なくとも古いMP3プレイヤーやスマホから乗り換えて後悔する事は無いと思います。

XDP-30R&DP-S1は2万円クラスとは思えないハイスペックを実現した意欲作

XDP-30R

往年のオーディオファンなら、一世を風靡したPIONEERのミニコンポ「private」と同じ名に懐かしさを感じる方も多いと思います。そのオーディオの名門パイオニアが放つDAP「private XDP-30R」とONKYOの「Rubato DP-S1」を合わせてご紹介します。

PIONEERとONKYOは合併して、オンキヨー&パイオニアに生まれ変わりました。我が家にはパイオニア製のCDプレイヤーとONKYO製のスピーカーがあり現役で使っているので、その両社が合併した事には感慨深いものがあります。

そんな事はさておき、両社はオーディオの名門メーカーですから、合併の相乗効果で、更に素晴らしい新製品が出てくる事を期待したいと思います。

 
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マニアックな高音質設計

XDP-30RとDP-S1は、ハード的にはほぼ同一の姉妹機なので、一緒に解説しますがそのシャーシは一枚のアルミブロックから削り出したもので、軽量でありながら堅牢性の高いオーディオのベースとして大変優れたものです。

アルミシャーシ

オーディオと言うのは不思議なもので、機器のベースであるシャーシや部品の組付けなどで大きく音が変わってしまいます。高級アンプやプレイヤーなどは驚くほど頑丈で重いのですが、それは音質の為なのです。

また、オーディオは音源がデジタルでも最終的にはアナログ音声に戻して出力するのですが、そのデジタルをアナログに変換するのに使われる、DAC(デジタルアナログコンバーター)という部品がデジタルオーディオの要であり、その重要な部品に本機は、高音質で定評のあるESS社製の「ES9018C2M」をLR各チャンネルに一基ずつ搭載しています。

そして、そのアナログ音声を増幅するアンプにも高音質な「SABRE 9601K」を二基搭載し超高解像度音声の出力を実現しています。

また、内蔵のOSも既存のandroidベースではなく、オリジナルのLinuxベースのOSを採用する事により、無駄がなく軽いシステムを実現し、軽快な動作と負荷が少ない事による高音質に貢献しています。

またこちらも、SONY A40シリーズと同様にオーディオクロックを44.1kHzと48kHzを2系統別に搭載しているので、CD音源のネイティブ再生が可能です。

ハイレゾエントリークラスでDSDネイティブ再生を実現

よく見るハイレゾのスペックに、192kHz/24bitなどの表記があるけど、これは一般的なデジタル音源のリニアPCM方式のスペックです。しかし、これとは全く違う、DSD5.6MHzなどの表記を見た事のある方も多いと思います。

DSDとは「Direct Stream Digital」の略で、元々はスーパーオーディオCDに採用されていたデジタル音声記録技術です。

PCMは、縦軸に量子化ビット数、横軸にサンプリング周波数をしたグラフにアナログ音声の波形を写し取る様に符号化を行うと前の記事で解説しましたがDSDの場合、量子化ビット数は、PCMの16bitや24bitと違い1bitだけで、その代わりにサンプリング周波数が文字通り桁違いに多い2.8Mhzや5.6Mhzなどに高めます。

だからどうなるのかは技術者じゃないので良く分かりませんが(^^;アナログ記録に極めて近い記録ができる方式と言われています。実際にオーディオショップで視聴した際にもそのように感じられました。

とにかく、そのDSD方式ですが従来のPCM方式とは全く違うので、再生できる機器は限られ、その再生できる機器でもDSDをPCMに変換して疑似的に再生する機器が多く、DSDをネイティブに再生できる機器はとても高額な商品に限られていました。

しかし、本機はエントリークラスにもかかわらず、そのDSDネイティブ再生に対応しているのです。

高いスタミナとダブルスロットによる高い拡張性

スマホで音楽を聴いていると、肝心な時にバッテリー切れして困った経験がきっとあると思うけど、専用機ならその心配はありません。しかも本機は、大容量バッテリーとOSの最適化で連続再生15時間を実現。また、内蔵メモリー16GBに加えて、microSDカードスロットを2スロット装備する事により、最大で416 GBの大容量ストレージを実現します。

バランス接続用ヘッドホンで更なる高音質を

通常のアンバランス接続では、音声をLR各チャンネルに出力する際3芯を使用しそのうちの1芯をLRチャンネルで共用するのですが、バランス接続では、LR各チャンネルに2芯ずつ4芯のケーブルで接続する為、LRの音の混濁が低減し音像の低位が明確でクリアな音になります。ただ、普通のヘッドホン端子では出力できないのでバランス接続に対応するのは高価な機器に限られていました。

しかし、本機は普及価格帯にもかかわらず、通常の端子に加えてアンバランス用のヘッドホン端子も装備し、その出力に対応しています。

private XDP-30RとRubato DP-S1の音の違いは?

両機とも試聴した事は有るのですが、同時ではないのでざっくりとした印象しか話せませんが、音の粒立ちが高く、今まで埋もれていた小さな音までハッキリ聞こえるのがXDP-30R。

もう少しウエットな雰囲気があり、響きが柔らかくアコースティックな音源ややさしい雰囲気の女性ボーカルに合うと感じたのがDP-S1。

私の印象はそんな感じです。

もちろん、どちらを選んでもスマホで聴くMP3などの圧縮音源とは次元の違う音で音楽を楽しむ事が出来ますよ。

まとめ

三機種を紹介しましたが、あなたはどの機種がいいと思いましたか?

まあ、オーディオ製品は音を聴かなければ最終的には決められないと思うけど、近所に大きな電気店がなくて、試聴が出来ないならこの様なレビューを読んで決めなくてはならないですよね。

もしも、この記事があなたの機種選びの助けになったならとても嬉しいです。

では、よい音楽ライフを