交換レンズ大手のタムロンがついに富士フイルムXマウント用レンズの開発発表を行いました!
タムロンが富士フイルムXマウントに参入! その意図と新レンズについて聞いてみた – デジカメ Watch (impress.co.jp)
これは画期的なニュースだと思います。
これでXマウント用の国内サードパーティAFレンズの充実が期待できる
これまでもXマウント用のサードパーティ製レンズは多くの中華メーカーや国内のコシナなどから多数発売されていましたが、そのほとんどが単焦点のMF(マニュアルフォーカス)レンズでした。
その中には安価で素晴らしレンズが多くあり、私もそんな中からTTArtisan 17mm f/1.4 C ASPHなどを購入して撮影を楽しんでいます。
しかし、MF単焦点レンズは多くのユーザーにはやはり敷居が高く、マニア用レンズに止まっていました。
そんな中、昨年暮れに登場したのがトキナーのatx-m 23mm F1.4 X・atx-m 33mm F1.4 X・atx-m 56mm F1.4 Xの単焦点AFレンズでした。もちろんその発売も画期的な事だったのですが、そのレンズの中身は中華メーカーVILTROXのOEMと言われており純粋な国産レンズとは言えませんでした。
でも、今回のレンズはタムロンお得意の高倍率ズームレンズですから純粋な国産レンズの可能性が限りなく高いと思います。
ソニーのEマウントカメラがミラーレスカメラの売上で首位を独走しているのは、もちろんソニーのカメラやレンズが優秀なことが一番だと思いますが、シグマやタムロンから優秀なレンズが多く発売されている事も大きな要因だと思います。
その点で大きな不利を背負っていたXマウントにタムロンレンズが発売されるのは本当に大きいと思う。もちろん、タムロンが発売するのだからこの一本で終わる訳はない。
Eマウント用に出ている全てのミラーレス用レンズがもしもXマウントでも発売されるなら、本当に嬉しいし、ぜひそれを期待して待ちたいと思う!
18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061) 概要
以下タムロンのプレスリリースより引用
Model B061は、「35mm判換算で27mmの広角域から450mmの超望遠域を1本でカバーし、様々な撮影ができる高倍率ズームレンズの実現」というコンセプトを元に開発。APS-Cサイズミラーレス一眼カメラ対応ズームレンズとして世界初、16.6倍のズーム比を達成しました。AF駆動には、静粛性・俊敏性に優れているリニアモーターフォーカス機構VXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)を搭載。特殊硝材をバランスよく配置したことで、画面の中心から周辺まで高い描写性能を維持し、APS-Cサイズミラーレス一眼カメラ対応高倍率ズームレンズの中でもトップレベルの高画質を実現しています。
さらに、広角端の最短撮影距離は0.15m、最大撮影倍率1:2と高倍率ズームレンズでありながら驚異的な近接撮影性能を発揮します。タムロン独自の手ブレ補正機構VC (Vibration Compensation)を搭載し、超望遠域でも安定した撮影をサポートします。
フィルター径は弊社ミラーレス用レンズシリーズの多くと共通のφ67mmを採用。快適な撮影をサポートする機能も充実しており、広角から超望遠まで高画質を手軽にお楽しみいただくことができる、実用性の高いレンズです。
主な特長
1.世界初、16.6倍高倍率ズームレンズ
2.クラス最高レベルの高速・高精度AF、VXD搭載
3.広角端18mmで最短撮影距離0.15m、最大撮影倍率1:2を実現
4.クラス最高レベルの高画質
5.手ブレ補正機構VC搭載
6.コンパクト設計
7.撮影サポート機能 (簡易防滴、防汚コート、ズームロックスイッチ機構など)
※開発中の製品の為、仕様、外観、性能等はお断りなく変更する場合があります。
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