富士フイルムのミラーレスカメラX-T30のファームウエアがVer.1.20にバージョンアップし、機能向上を果たしました。
その内容を富士フイルムのサイトより引用して解説します。
富士フイルムのサイトより変更内容を引用し解説
Ver.1.10からVer.1.20への変更内容
追加、変更される下記項目(No.1)の操作方法や説明については、X-T30 New Features Guideをホームページからダウンロードしてご確認ください。
X-T30 New Features Guide
1. ジンバル・ドローン対応(※)
これまでのUSB通信で対応していなかった下記機能が静止画撮影時に加え新規に追加されます。
- 動画撮影の開始・終了
- 動画撮影時の露出条件(露出モード、シャッタースピード、絞り、ISO感度、露出補正)の設定
- 動画撮影時のマニュアルフォーカスのピント調整
※USBによる通信になります。今後対応するジンバル、ドローン製品の情報につきましては、弊社サポートページに加え、各メーカーのサポート機種情報などをご覧ください。
ジンバルやドローンにカメラを載せて本格的に動画撮影をする方には待ちに待った機能でしょう。俺はまだ本格的に動画撮影をしていないので、気軽に撮影できる様になるX-T200同様の電子ジンバルがX-T30も乗らないかと期待しています。
2. オートフォーカス機能の向上
- 瞳枠の追従性が向上し、瞳にフォーカスが合いやすくなります。
- 画面内に大きさの異なる顔が同時に存在する場合の顔検出性能が向上し、フォーカスが合わせやすくなります。
- 花の撮影など、AFエリア内に背景被写体と手前被写体が混在したとき、背景被写体にピント合った状態からボケている手前被写体にピントを合わせようとしたときに、手前被写体に対してピントが合わせやすくなります。
今回のファームアップのハイライト、瞳AF機能の向上です。これはポートレートカメラマンはもちろん、日常的にお子様を撮影されるパパママカメラマンにも嬉しい機能向上です。そして花をよく撮影する俺にとっては、3番目の機能向上も嬉しい対策です。
3. フォルダに9,999枚まで保存可能に
これまでSDカード内の1フォルダ当たりの保存可能枚数の上限は999枚でしたが、今回のアップデートにより10倍の9,999枚が保存可能となります。
この対策で、128GBなどの大容量メディアが使いやすくなりました。
4. そのた軽微な不具合を修正しました。
引用ここまで
まとめ
Ver.1.10までのファームアップはQボタンの動作変更が主な内容だったので不便を感じていなかった方はアップしなくても不都合はありませんでしたが、今回のVer.1.20は機能を向上させる新ファームなのでX-T30を使う全ての方に恩恵があります。
ファームアップの方法については、下記のページで詳しく解説しています。
ぜひファームアップしましょう!
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