軽快な打ち心地のパンタグラフキーボードその構造と特徴を詳しく解説

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最近はノートPCでパソコンを始める人が多いので、デスクトップパソコンに付属するキーストロークの長いメンブレンキーボードが苦手な人が多いと思います。

そんな人が「せっかくパソコンに付属してたんだから使わないともったいない」なんて思って苦手なメンブレンキーボードを使い続けても作業効率が落ちるばかりです。

使ってみれば分かりますが、自分の打ちやすいキーボードに変えるだけで、文章の打ちやすさは格段に変わり、やはり打ちやすければ入力スピードも上がるので、作業効率も格段にアップするなど良い事しかありません。

幸いな事に、最近ではノートPCと同じパンタグラフタイプの外付けキーボードもたくさん市販されています。いや、最近ではメンブレン式よりパンタグラフ式の方が多いくらい。

この記事ではそんなパンタグラフ式キーボードの以下の3点について解説しています。

  • パンタグラフ式キーボードの構造と特徴
  • パンタグラフ式キーボードの良い点・悪い点
  • パンタグラフ式キーボードの選び方

パンタグラフ式キーボードの構造と特徴

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パンタグラフ式キーボードもキースイッチはメンブレン式と同じメンブレンスイッチが使われています。

メンブレン式キーボードの構造については「低価格が魅力のメンブレンキーボードおすすめベスト5」をご覧下さい。

では何が違うのでしょうか?

メンブレン式は、キートップの裏側に付いている筒状のパーツを本体側のガイドに通して支持する構造から、どうしてもキーの高さがある程度必要です。

それに対してパンタグラフ式では、電車の屋根に設置されているパンタグラフと同じような伸縮自在の構造で薄型のキートップを支持する事から、キーストロークを抑える事が容易で、また構成部品はキートップ、パンタグラフ、キーボードフレームと分散されるため薄型でも、強度と耐久性を確保できます。

また、常に一定の圧力で接点に接するような構造がの為、キーの中心からずれてキータイプした場合でもミスタッチが起こりづらく、キーの押下に強い力も必要ないため軽いタッチも特徴です。

パンタグラフ式キーボードの良い点

  • メンブレン式程ではないが、安価な製品が多い。
  • 薄型で重量も軽い製品が作りやすい。
  • 打鍵音が比較的静か。

パンタグラフ式キーボードの悪い点

  • タッチ自体は軽いが、ラバーカップの性質上一定の圧力が掛かると一気にペコんと凹むため、その感触に好き嫌いが分かれる。
  • ストロークが短いので、打鍵が強い人は指が疲れやすい。

パンタグラフキーボードの選び方

パンタグラフキーボードを選ぶ上で最初に決めなくてはならないのはその利用方法です。

デスクトップパソコン用に選ぶなら打ちやすさが最優先になるし、パソコンの他にもタブレットやスマホの入力にも利用するならコンパクトさや接続性が重要になる。

まだメインの利用方法が明確でない場合は、まずはそれをハッキリ決めましょう。そうすれば、自ずと選ぶべきキーボードが絞られ、また選択時のポイントも明確になります。

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選択のポイント

  1. テンキーの有無
  2. 有線か無線か?無線の場合はUSBレシーバー方式かBluetooth方式か?(BT)
  3. サイズや厚み(薄さ)や重量
  4. デザインやキーストロークなど細かい自分の好み
  5. Macでも利用する場合は対応OSの確認

上記の5点を頭に入れながら選択すれば、失敗せずに使いやすいキーボードを選べるはずです。

また無線の方式についてですが、USBレシーバー方式はキーボードとレシーバーを挿したパソコン一対一で接続する為簡単に接続でき、安定感も高いのですが、複数の機器では使えません。

逆にBluetooth方式は複数の機器とペアリングして使えますが、たまに接続が切れて再ペアリングを強いられる事があります。

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まとめ

ここまで読んでくれたあなたは、パンタグラフキーボードとはどのようなキーボードなのかある程度分かった事と思います。

そして「パンタグラフキーボードを使ってみたいけど、おすすめ機種はどれかな?」と思ったなら、ぜひ下記の記事を読んでみてください。

有線と無線に分けてたくさんの機種を紹介しているので、この中にきっとあなたのお気に入りが隠れているはずです。

ぜひ見つけてみて下さい!

キーボードは道具です。

いい道具を使って、作業を快適にしましょう!

それではまた。

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