Macが旧型でAirDropやHandoffが使えない!がこれ一つで解決!?

アイキャッチMac

こんにちはaki99です。

メルカリに格安で出品されていたMac miniを購入したのは今年(2019年)の3月。

このMac miniは古すぎてAirDropやHandoffが使えなかったのですが、少しの出費で使えるようになったので、今回はその顛末をシェアしたいと思います。

今回の方法はシステムの深い部分を変更するのでTime Machineでバックアップを取るなど、十分注意して行ってください。

また何かがあっても当方では責任を負いかねますので、その点は御了承下さい。

そうは言ってもそこまでむずかし事をする訳じゃないので、ビビらなくて大丈夫ですよ(笑)

さて、そのMac miniがどんなモデルかと言うと、それはアルミボディになった最初の製品「mid 2010」になります。

DVDドライブが付いた最後のモデルなので、ある意味貴重なのかな?

Mac mini 2010

こいつは古すぎて最新のMojaveは流石にインストール出来ませんが、一つ前のHigh Sierraなら動くので、OS面では十分実用になります。

そこで届いたままのデフォルト状態でとりあえず動かしてみたら、やはり10年近く前のモデル。

最近のパソコンに慣れた身にはやっぱり遅すぎました。

メインメモリー2GBにストレージはHDDだから当然ですが。

そこで余っていた1GBのメモリーを増設し、HDDを120GBのSSDに換装したところ、サブマシンとしてなら何とか使える程度には動くようになったので便利に活用していました。

しかし先日導入したiPadとAirDropを使ってファイルをやり取りしようとしたところ、FinderのAirDropにiPadが表示されない。

最初は設定ミスだと思って色々調べたのだが、おかしな所はどこにも見つからなかったので、これ以上調べても時間の無駄かなと、一時はAirDropの使用を諦めかけたのですが、何だか悔しくてしつこく調べていたらある事実が分かってしまった!

Mac mini 2010ではAirDropが使えなかった

章題通りなのですが、ハード的な制約でMac mini 2010ではAirDropを含む「Continuity」機能が全て使えなかったのです。

その制約とはズバリBluetooth4.0に対応しているか否か。

機種により多少異なるけど、MacがBluetooth4.0に対応したのは2011〜2012年頃のようで、それ以前の機種では「Continuity」は使えないのです。

使えない機種ではFinderに項目が表示されなければ、すぐに使えない機種だと分かって便利だと思うけど、かなり古い機種でも新しいOSにアップデート出来る事がそもそもの原因なのだから、Appleにそこまで要求するのは酷なのかな。

古いMacがContinuityに対応している機種か調べる方法

あなたのMacが「Continuity」に対応しているか調べるには、アップルメニューから「このMacについて」を開き、システムレポートをクリックして開き、左側の項目からBluetoothを選びます。

「いいえ」になっている
「いいえ」になっている

画像のように「Handoff対応」と「Instant Hotspot対応」がいいえになっていたら残念ながら対応していないので、そのままでは使えません。

でも安心して下さい。

千円ちょっとの出費と少しの手間をかければ古いマックでも「Continuity」が使えるようになります。

必要なもの

Bluetooth⒋0に対応したUSBアダプター(ドングル)はAmazonを探せばいくらでも見つかり、中には数百円の製品も有ります。もしかするとあなたの机の中にも昔買って使わなくなったアダプターが転がっているかもしれませんね。

でもちょっと待って下さい。

Bluetooth⒋0に対応していれば何でも良い訳ではなく、ちゃんとMacに対応している製品を用意するしないと、せっかく買っても使えない可能性があります。

その製品とはどんなものか?

Macは昔からBluetoothのチップにBroadcom製を使っているようで、先ほど表示したシステムレポートの画像もよく見てみると「製造元」がBroadcomになっています。

ですから、USBアダプターに使われているチップもBluetooth⒋0に対応したBroadcom製で無いと上手く動かない可能性があるのです。

そこで俺が用意したのがI-O DATA Bluetoothアダプター【USB-BT40LE】という製品。

数百円の中華メーカー製と比べると少し高いですが、それでも俺が買った時の価格は1,221円だったので国内メーカーの安心を買うと思えば安いもの。

準備するのはこれだけでOKです。

設定方法

今回解説する方法でContinuity機能を有効にするには「システム整合性保護(SIP)をdisable(無効)にしなければなりませんので、まず始めにSIPの簡単な説明と無効にする方法を解説します。

システム整合性保護(SIP)とは何か?

apple公式サイトの解説によると、システム整合性保護【System Integrity Protection(SIP)】とは、以下のように解説されています。

システム整合性保護は、OS X El Capitan 以降で採用されているセキュリティ技術です。Mac 上の保護されたファイルやフォルダを改ざんしようとする悪質なソフトウェアからデータを守ります。システム整合性保護では、ルートユーザアカウントに制約を課し、Mac オペレーティングシステムの保護されている部分に対してルートユーザが実行できる操作を制限します。

システム整合性保護が導入される前は、ルートユーザにはアクセス権限が一切課されておらず、Mac 上のすべてのシステムフォルダや App へのアクセスが可能でした。管理者の名前とパスワードを入力してインストールしたソフトウェアはその際にルートレベルのアクセス権を獲得し、システムファイルや App の変更や上書きができるようになっていました。

何だか小難しい解説なので、俺がざっくりと簡単に説明すると、システム管理者(ルートユーザー)のアカウントでログインしたユーザーでも、システムの重要な部分には簡単にアクセス出来ないように制限を設け、間違った操作や出所の怪しいアプリのインストールにより、OSの大事な部分を壊してしまわないように保護します。

そんな感じの機能です。

もちろん普段は保護された状態の方が望ましいのですが、今回のようにOSの深い部分を変更したい場合にはこの機能をオフにしないと変更操作が出来ないのです。

システム整合性保護(SIP)を無効にする方法

システム整合性保護機能はリカバリーモードで起動しないと無効に出来ないため、command +Rキーを長押ししながらMacをリカバリーモードで起動します。

下の画面が表示されたら、ユーティリティメニューからターミナルを起動します。

リカバリーモードで起動

ターミナルが起動し、コマンド入力が出来るようになります。

ターミナルが起動

画像の様にプロンプトに【csrutil disable】とタイプしてEnterキーを入力します。

csrutil disable

下の画像のようなメッセージが出たら成功です。

Successfully disabled

アップルメニューから再起動

アップルメニューから再起動

再起動すると、システム整合性保護が無効になります。

また、今回の処置が終わったら忘れない様に保護を有効にしておきましょう。

方法は【csrutil disable】と入力する部分で【csrutil enable】と入力して再起動します。

Continuity Activation Toolのダウンロード

Continuity Activation Tool」左のリンクをクリックして下記のサイトを開き【Download latest beta】と書かれたリンクからツールをダウンロードします。

ツールをダウンロード

Continuity Activation Toolの実行

ツールをダウンロードしたら実行する前に、用意したBluetoothアダプターをMacに挿しておきます。

USBアダプタをMacに挿す

次にダウンロードしたツールを解凍し、開かれたファイルから【Continuity Activation Tool】を右クリックメニューから開きます。

Continuity Activation Tool

アラートが出るので「開く」をクリック

開くをクリック

パスワードを入力 

パスワードを入力

ターミナルが起動して下の画面になるので、1を入力してEnter。

1を入力

ここでも1を入力してEnter。

1を入力

ツールが走るので、止まるまで待つ。

ツールが走る

下の画面のように【Press any key……】のメッセージが出たら、任意のキーをクリックして下さい。それでMacが自動的に再起動します。

再起動する

Macが再起動したらContinuity機能が使える様になります。

結果とまとめ

再起動後にシステムレポートの「Handoff対応」と「Instant Hotspot対応」を確認すると、項目が「はい」に変わっているはずです。

はいに変わる

成功したらFinderのAirDropにiPadやiPhoneが表示され、ファイルのやり取りができる様になります。

iPadが表示される

Continuity機能が使える様になれば、Macの利便性が飛躍的に高まるので、あなたも是非チャレンジしてみて下さい。

お互い古いMacを末長く使っていきましょう!

それではまた。

下記のサイトを参考にさせて頂きました。

「Continuity」非対応の旧型Macで「AirDrop」や「HandOff」を利用できるワザを発見!

Continuity Activation Tool (CAT) はHigh Sierraでも有効

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