今回の記事は小ネタですが、FUJIFILM X-E4で動画も写真も撮っている人でこの機能に気付いてない方には必ず役に立つと思うので、最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
ミラーレスカメラはその構造上動画ととても相性が良いので、今まで発売された殆どのカメラが動画機能を搭載しています。ちなみに私が持っているミラーレス最初期の2010年に発売されたマイクロフォーサーズ機”OLYMPUS E-PL1s”にもしっかり搭載されています。
もちろん最初の頃の動画機能はおまけ程度だったので私もほとんど使った事がありませんでしたが、動画需要の高まりと共にその性能も高まり、最近ではSONYのVLOGCAM ZV-E10や先日発売されたNIKON Z30など、静止画より動画に軸足を置いたカメラも発売される様になりました。
私がメインで使っている富士フイルムのカメラも例外では無く、写真撮影に軸足を置いた愛機”X-E4”でも動画が撮れるのはもちろん、どちらかと言うと写真撮影より動画撮影機能を売りにしているX-S10やフラッグシップモデルのX-H2sには動画機能が搭載されているだけでは無く、撮りたい時に設定を切り替える事なく素早く動画を回せる様に専用の動画ボタンが付いています。
翻ってX-E4はと言うと、そのミニマルなボディデザインから想像出来る様に動画ボタンは付いてないので、デフォルトでは背面の一番左にある”DRIVE&DELETE”ボタンを押してメニューから動画を選び、シャッターボタンを押して撮影を開始します。もちろん写真撮影に戻る時にも同じボタンから”1コマ撮影”など任意のドライブモードを選んで撮影します。
この方法だと頻繁に写真と動画を切り替えて撮影したい時にはとても大変です。
このカメラを選んだ時点では動画撮影を本格的に始めるなんて全く考えてなかったから、動画ボタンなんて要らないと思っていたのですが……。
動画レリーズを任意のボタンに割り当てられるのを発見!
タイトル通りなのですが、任意の物理ボタンに動画レリーズを割り当てる事によってDRIVE設定を1コマ撮影等にしていても、その割り当てたボタンを押せば瞬時に動画撮影を開始できると言う、言ってみれば専用の動画ボタンがある機種と同じ運用がX-E4でも出来る様になるのです。
それでは具体的な方法を解説します。
動画レリーズを任意のボタンに割り当てる方法
① MENUボタンを押してセットアップメニューを開き”操作ボタン・ダイヤル設定”を選択する。
② メニュー項目より”ファンクション(Fn)設定”を選択する。
③ ファンクション(Fn)設定で自分が動画レリーズを割り当てたいボタンを選択する。私はFnボタンに割り当てました。
④ Fnボタン設定の5/8ページにある”動画レリーズ”を選択する。
⑤ 選んだボタンにRECが割り当てられているのを確認して終了。
まとめ
今回ご紹介した設定に気づく前は、写真を撮ろうとしたら動画モードになっていてシャッターチャンスを逃したり、その逆もあったりしてとにかく撮影中に混乱する事が多々ありました。
まだこの設定でフィールドに出て撮影していませんが、次の撮影では多分動画も写真もスムーズに撮れると思うので、撮影に行くのが本当に楽しみです!
それではまた。
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