最近のいわゆる中華製レンズの勢いは本当に凄い。
しばらく前までは安かろう悪かろうのレンズも散見されましたが、最近発売されたレンズのクオリティはどのレンズを見てもかなり高いと個人的には思います。
それでいて価格がとにかく安いので売れるのはある意味当然です。
そんな中華レンズの中から今回はTTArtisan 17mm f/1.4 C ASPHに続いてTTArtisan 35mm f/1.4 Cをレビューしたいと思いますが、その前に筆者について簡単に自己紹介。
現在50代前半の私が本格的にカメラを始めたのはNikon D40を買った2007年なので、カメラ歴はそろそろ15年になりますが、最初のデジカメは2000年ごろに買ったNIKON COOLPIX800なので、そこから数えると20年オーバーになります。いやフィルムカメラは子供の頃からたまに使っていたので、そこから数えると……。
現在デジタルはミラーレスカメラのFUJIFILM X-E4をメインに撮影し、その他にフィルムカメラ(主に国産一眼レフ)やオールドレンズもたくさん所有し、撮影や白黒フィルムの自家現像を楽しんでいます。
フィルムカメラやオールドレンズについては別ブログ「ちゅかめ!」で扱っているので興味のある方はぜひお越し下さい!
TTArtisan 35mm f/1.4 C の概要
TTArtisanは中国の深圳にある銘匠光学の新興レンズブランドで、主にミラーレスカメラ用のMFレンズを製造販売しています。
最近は七工匠の7ArtisansやMachang OpticalのKAMLANなど本当に中国製のレンズブランドが元気ですが、その中でもTTArtisanの最近の人気は本当に高いと思います。
そこで今回はTTArtisan 35mm f/1.4 CというAPS-Cセンサーのカメラで使うと35mm換算約54mm相当の標準レンズについて、スペックや外観などをレビューしたいと思います。
TTArtisan 35mm f/1.4 C のスペック
対応マウント | 富士フイルムX, キヤノンEF-M, Mフォーサーズ, ニコンZ,L(バヨネット) |
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フォーカス方式 | MF(マニュアルフォーカス) |
レンズ構成 | レンズ構成(6群7枚) |
対応撮像画面 | APS-C |
最短撮影距離 | 0.28m |
絞り | F1.4-F16 |
絞り羽根 | 10枚 |
フィルター径 | 39mm |
サイズ | 約 Φ56mm × 44mm(マウント部除く) |
質量 | 約180g |
今回レビューするのは富士フイルムXマウント用のレンズになります。
画像はクリックで拡大します
レンズ構成/MTF図
TTArtisan 35mm f/1.4 C の外観
筆者所有の比較的珍しいシルバー鏡筒の外観をたっぷりご紹介します。
TTArtisan 35mm f/1.4 C&FUJIFILM X-E4による作例
昼間の作例は【PROVIA】夜の作例は【Velvia】のフィルムシミュレーションを使って撮影し、いずれもJpeg撮って出しです。
まとめ
今回は概要編という事で主にスペックや外観についてご紹介しました。
次回の作例編では昼間と夜の作例をたっぷり用いてTTArtisan 35mm f/1.4 Cの魅力をたっぷりご紹介したいと思います。
特に夜の作例は意外と少ないので購入をご検討している方には参考になると思いますので、アップされましたら是非読んでみて下さい。よろしくお願いいたします。
それではまた。
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