こんにちはaki99です。
「新4K8K衛星放送」あなたはもうご覧になりましたか?凄い高画質でビックリしますよね!
まだ見た事が無いって方は、お近くの電気店でぜひご覧になってみて下さい。
本当に凄いですから!
ただ画素数が増えて、画面が滑らかになっただけじゃ無いの?
あなたはもしかしてそう思ってます?
「新4K8K衛星放送」の高画質の秘密はそれだけじゃ無いんですよ!
前置きはこのくらいにして、早速その秘密を解き明かしていきましょう。
高解像度と広色域で滑らかで鮮やかな画質を実現
この「新4K8K衛星放送」の一番の魅力はもちろん解像度の高い超高画質を実現する事です。まあ、さすがに8Kはまだ現実的ではありませんが4K放送でも従来のフルハイビジョン(2K)と比べて縦横に2倍の解像度になり面積比4倍の高密度画質を実現。
しかし、魅力はそれだけではありません。
広色域化
「新4K8K衛星放送」は現在のハイビジョン放送と比べ、表現できる色の範囲が大幅に拡大します。これは私の好きなデジタルカメラのsRGBとAdobe RGBの違いと似ていますね。
テレビ放送やカメラなど画像を扱うデジタル機器では、色を扱うための規格が色々あり、その約束事に沿って映像を出力しています。
新しい「新4K8K衛星放送」と従来のフルハイビジョンで、その色を扱う規格が変わり特に緑の領域が大幅に増加しました。
簡単に言えば、たくさんの色を使って綺麗な映像を作れるって事です!
この色域の変化で色々な番組が恩恵を受ける事になると思いますが、特にネイチャー番組などでは、[keikou]より鮮やかでより自然に近いグリーンの表現[/keikou]を楽しむ事が出来るようになるでしょう。
フレームレートが増加して滑らかな表現に
現在のフルハイビジョン放送のフレームレート(1秒間に表示するコマ数)は30コマですが、これが最大120コマの高フレームレート放送に変わります。
もちろん、これを実現するためには動画を録画するカメラを変えなくてはなりませんから全ての放送が高フレームレートに切り替わるのはまだ先だと思いますが、それでも民生用のミラーレスカメラでも4K60コマで録画できるカメラはたくさんありますから、そのレベルならたくさんの放送ですぐに実現するかも知れません。
この恩恵を一番受けるのは[keikou]速い動きが多いスポーツやモータースポーツ[/keikou]でしょう。他にもネイチャー作品の動物の動きなんかもよりリアルに感じられるかも知れません。
多階調表現
現在のフルハイビジョン放送の色は、RGB各色8bit(24bit)の約1600万色で表現されています。
8bitは2の8乗で256になるので、画素をRGB各256階調(0~255段階の明るさ)で光らせる事で、256の3乗つまり約1670万色で表示しています。
これが、新しい「新4K8K衛星放送」ではRGB各色10bit(30bit)の約10億色で表現できるようになります。
総務省のサイトからお借りした画像の様に、空などの少しずつ色が変わる表現はデジタルは苦手で、画像のように縞模様のように見えてしまう事があります。
この現象はトーンジャンプといって、微妙な色の変化を24ビットでは表現しきれずにあるところから一気に色が変わってしまうため、その変わった部分が縞のようになってしまうのです。
しかし、新しい放送では色の変化をRGB各1024階調(フルハイは256階調)の約10億色で表現できるため[keikou]トーンジャンプも起こりにくく、微妙な色の変化を滑らかに表現[/keikou]する事が出来るようになるのです。
Webサイトを作成する時やフォトレタッチをする時など、PCを扱っている時には色を指定したり作成したりする場面が意外とたくさんありますよね。 そんな時あなたはどうしていますか? その指定方法が分からないと、使っているテンプレートや他のWebサイトで見つけてきたデザインCSSをそのまま使ったり、何となく雰囲気だけでレタッチしたり。それでは満足いくデザインや作品を作るのは難しいでしょう。 でも、ちょっとした色の知識を身につけるだけで、色の指定で悩む事はなくなり、思った様に色をデザインできるようになります。
デジタルの色についてはこの記事で詳しく解説していますので、よろしければ読んでみて下さい。
HDR技術により明るさの表現範囲が大幅に拡大
HDRとは聞き慣れない名前かも知れませんが、これは「ハイダイナミックレンジ」の略で、画像や映像の明るさの表現範囲を拡大する技術です。
人間の眼はとても優秀で、例えば暗い木陰と明るい日向を同時に見ても、両方が綺麗に見えますが、写真や映像では木陰に露出(明るさの基準)を合わせると日向の部分は白く飛んでしまいますし、逆に日向に合わせると木陰は黒く潰れてしまい何が写っているかよく分からない画像になってしまいます。
これを回避するための技術がHDRで一番わかりやすい写真の例では、三脚でカメラを固定して暗めの露出と標準の露出と明るめの露出の3枚の写真を撮影し(場合によってはもっと多い)それを合成して明るい部分も暗い部分もちゃんと写っている画像を作り出すのです。
この新しい放送のHDRにどのような技術が使われているのかは分かりませんが、[keikou]とてもダイナミックレンジが広く人間の眼に近い表現[/keikou]を実現しているのは確かです。
まとめ
これからの数年間は地デジが始まった時以来のテレビ放送の大変革を迎えます。
そして東京オリンピックまで気づけばもう2年を切っています。
この日本で行われるビックイベントを高画質で観戦するためにも、[keikou]そろそろ4Kテレビを本気で考えなくてはいけませんね。[/keikou]
「新4K8K衛星放送」対応テレビの価格を調べてみたけど、まだまだ凄く高くって手が出ないよ。
そんなあなた、諦めるのはまだ早いですよ!
「maxzen(マクスゼン)液晶テレビ激安&高性能の秘密はジェネリック家電?」で詳しく解説しているけど、ジェネリック家電と言って、大手メーカーの少し前の技術を使って作られた日本製のお手頃価格の家電があるんです!
また「知ってる人だけ得をするmaxzen(マクスゼン)4Kテレビの凄さとは?」に書いたように、このジェネリック家電と別売りのチューナーを合わせる事で、大手の「新4K8K衛星放送」対応テレビの[keikou]なんと半額程度[/keikou]で「新4K8K衛星放送」を見られるシステムを揃える事が出来るのです!
ジェネリック家電はお金に余裕の無い(私のような(^_^;)庶民の強い味方になってくれますよ!
突然ですが、あなたは「ジェネリック家電」を知っていますか?私はつい最近まで知らなかったのですが、調べてみるととても良い製品である事が分かったので、これから色々と紹介して行こうと思います。数あるジェネリック家電の中から、今回は液晶テレビを紹介します。この製品は、私が先日行ってきた、LSJ EXPERIENCE -PC・デジタルフェア2017-で実際にこの目で見て、そのきれいな映像と低価格にビックリした液晶テレビです。この製品をジェネリック家電とは何か?から丁寧に解説して行きますね。
「maxzen(マクスゼン)液晶テレビ激安&高性能の秘密はジェネリック家電?」という記事でもご紹介した、大人気ジェネリック家電メーカーのmaxzen(マクスゼン)からいよいよ4Kテレビが登場しました!
宜しければ、合わせて読んでみて下さい。
それではまた。
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