最初はBluetoothの接続が不安定でMagic Trackpadがたびたびフリーズするなど小さなトラブルが多かったApple Silicon(M1)Macですが、バージョンアップのたびに安定感が増し、最近はとても安定しています。
しかし、最初の頃から悩まされていたある現象が一向に改善されません。
M1 Macがシャットダウンせずカーネルパニックを起こしてしまう
まずはこの動画を見て下さい。
このようにシャットダウンしても勝手に再起動して、そのままログインするとカーネルパニックのアラートが出てしまうのです。
再起動した時にログインしないで画面の下側に表示されている【システム終了】をクリックし、もう一度シャットダウンすれば今度はちゃんと電源が落ちるし、アラートを無視してそのまま使っても特に不具合は起こらないので大きな実害はないのですが、やっぱりこの現象が続くのは面倒だし不安です。
そこで重い腰を上げて原因究明に乗り出しました。
常駐アプリのKarabiner-Elementsが元凶か?!
内心では、多分常駐しているユーティリティのどれかとの相性問題だろうとアタリを付けていたので、一つずつアンインストールしてはMacの再起動を試したところ二つ目のアプリで早くもこの現象が治りました。
その元凶アプリこそが記事タイトルにも書いたキーバインドカスタマイズアプリの「Karabiner-Elements」です。
おれはMacを使い始めた頃はWindows用のメカニカルキーボードを使っていた為、Macで使いやすいようにこのKarabiner-Elementsでキーレイアウトを大きくカスタマイズして使っていたのでこのアプリは必需品でしたが、現在はFILCOの「Majestouch MINILA-R Convertible(茶軸 英語配列)」と言うMacにも対応したキーボードに変更した為、今Karabinerで使っているのは左右のCommandキーで日本語入力を切り替える機能だけです。
そこで昔使っていた「⌘英かな」と言うアプリを試してみました。
⌘英かな なら大丈夫だった
この「⌘英かな」はKarabiner-Elementsのように大幅にキーバインドをカスタマイズする事はできませんが、今のおれは左右のcommandキーで日本語入力が切り替えられればいいのでその点は問題ありません。
問題は不具合なく動くかどうか。
公式サイトに行ってみたところアプリの更新は2017年で止まっていて、動作確認されているのもmac OS Sierra 10.12までだったので若干の不安はありましたが、とりあえずダウンロードしてインストールしたところApple SiliconのBig Surでも問題なく動きました。
Karabiner-Elementsをアンインストールして「⌘英かな」を入れた状態で数日が経過しましたが、以前のようなカーネルパニックは全く起こさず、とても安定して動いています。
まとめ
2021年3月現在Apple Siliconを搭載したMacにKarabiner-Elementsをインストールすると起動や終了に不具合が出てカーネルパニックを起こしてしまう。
これが現状です。
M1 Mac miniの小さな不満点
左側がM1 Mac miniで右側がMac mini 2010です。
開封してすぐに感じたんだけど、M1macのアルミの色が明らかに赤っぽく濁ってるんだよね。対して2010の方は綺麗なシルバー。
やっぱり100%再生アルミを使っている影響なのかな?
まあ、それ以外に大きな不満はないけど。
記事にするほどではないので、こんなところに書いてみました(汗)
それではまた。
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