メカニカル式キーボード Logicool K840は高剛性ボディで打ち心地最高!

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こんにちはaki99です。

パソコンでたくさん文章を打つ方でもキーボードには無頓着な人が意外と多いもの

そういう私も少し前まではそんな一人で、ネットで評判の良かったLogicool K270と言う低価格の無線キーボードを買ってなんの疑問も持たずに使っていました。

もちろん、長文を打つときは「キーのタッチがイマイチだな」と思ったりもしたけど、そもそもキーボードにお金をかけるという考えが無い人だったので。

K270の前に使っていたのは、どのパソコンに付属していたのかも覚えてない「PS/2接続のキーボード」だったし(笑)

でも、ブログを始めて文章を打つ機会が増えるにしたがいキーボードに関する不満が増え、折を見て色々と調べるようになりました。

するとキーボードにも色々な種類があって、タイプや製品によって全然タッチや打ちやすさが違う事を知り、それを調べる過程で目を付けたのがこの「Logicool K840」だったのです。

価格は少し張るから迷ったけど、思い切って購入してみたら(何て言うほど高くはないけど)[keikou]打鍵感や音が良くってキーボードを打つのが凄く楽しくなりました![/keikou]

キーボードの種類

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正確にはキースイッチの種類だけど、メカニカル、メンブレンなど色々な種類があるんですね。今回キーボードの事を色々調べて詳しく知りました。

その中でも一番よく使われているのがメンブレン、パンダグラフ、メカニカルの三種類です。

メンブレン式キーボードの特徴

私が前に使っていたK270もこのタイプなんだけど、まあ簡単にいえば安物キーボードです(^^ゞ

この方式は、回路を張り巡らしたフィルムの間に、電気を通さない絶縁シートをはさみ、キーを押すことで上のシートが下のシートに接触して入力を判断する仕組みになっています。

すべてのキーを1シートでカバーした構造になっているので他のタイプのキーボードと比べると液体こぼし等の汚れに強く、中には本体の裏面には水抜き穴が付いているものもあります。

キースイッチの機構にはラバードーム(シリコンキャップ)を採用しているので、打鍵感はぐにゃりとした感触で軽快感は無く、キーの中央で打鍵しないと認識が甘くなることがあります。また、ラバードームが劣化するとキーを戻す力が弱くなります。

パソコンに付属のキーボードや1,000~2,000円程度の低価格キーボードのほとんどはこのメンブレン式です。

パンタグラフ式キーボードの特徴

メンブレン式から派生したのがこのパンダグラフ式で、基本的構造は同一なのですが、キースイッチのラバードームの周りにパンダグラフの支持構造が付くことにより打鍵時の力がむらなく伝わり、キーの端を打っても認識が甘くなることがありません。

また、パンダグラフを持つことにより薄く作ることができるため、ノートパソコンのほとんどはこのタイプが採用され、最近ではデスクトップ用でもこのタイプが増えてきました。

やっぱり昔に比べてノートパソコンが増えたから、パンダグラフ式のタッチが好きな方が多くなったんだと思います。

打鍵感はメンブレン式に比べるとしっかりしていて、[keikou]ストロークはとても短くチャカチャカと軽快にタイプ出来ます。[/keikou]

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メカニカル式キーボードの特徴

メカニカル式には「接点接触型」と「静電容量無接点型」がありますが、静電容量無接点型はとても高価で一般的ではないため、ここでは接点接触型について解説します。

今回の主役「K840」がこのタイプで、メンブレン式と違いメカニカル式は一つのキーに一つのスイッチを持つ構造から製造コストがかかるけど、その分耐久性がとても高く長期に渡って使用する事が可能です。

そのスイッチには金属のスプリングが組み込まれていてその反発力でキーが押し戻されるため、[keikou]スコンスコンと心地良くしっかりしたタッチでキーが打て、私もこのタッチに魅了されました。[/keikou]

そのキースイッチにも色々な種類があり、中でもCherry製MXスイッチが有名で各キーボードメーカーが多く採用しています。いわゆる青軸や茶軸とよばれるのはこのスイッチの事で、軸の色によりキータッチや音が異なるため各軸にファンが存在しています。

しかし、今回紹介するK840にはCherry製MXスイッチではなく、Logicoolとオムロンが共同開発したキースイッチRomer-Gが採用されています。

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Logicool K840を詳しく見ていこう

スペック

接続インタフェース USB
キー配列 日本語108キー
キー構造/デザイン メカニカル
キースイッチ Romer-G
押下圧 45.0±20g
キーピッチ 19mm
キーストローク 3mm
アクチュエーションポイント 1.5mm
ロールオーバー数 26
キー耐久性 約7,000万回
プログラム可能キー F1~F4
バックライト なし
ケーブル長 1800mm
高さ x 幅 x 奥行き 132mm x 445mm x 34.3mm
重量 910g
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外観

陽極酸化アルミニウムをサンドブラスト仕上げした素材をキートップに用いた外観は、シンプルながらも高級感があり、モダンな外観に仕上がっていると思います。

個人的には、この外観が自分の好みにジャストミートし、このキーボードを購入する大きな動機になりました。

実際に手にすると、ヒンヤリとしてザラザラとした手触りのキートップは高級感があり、また指紋が付きにくい仕上げになっています。また、全体的なつくりも剛性感が高くいいもの感が漂いまくりで、さらにほれ込みました!

k840LED

Windowsキーのロックなどを表示するLEDも白色なので、とても品があります。

裏面

裏面を見てみると、ゴム足が採用されキーボードがずれるのを防止しています。もちろん、ティルトレッグにもゴム足が付いているので、傾斜を付けた場合も滑りません。

ただ一つ残念だったところは、キーキャップの印字がシールタイプになっていた事です。昇華印刷か2色成型を採用してほしかったですね。これでは、長年の使用で文字が消えてしまうかも?ちょっと心配です。

Romer-Gスイッチの特徴

ROMER-Gメカニカル スイッチ

Romer-Gスイッチは、もともとゲーミングキーボードのために開発されました。

その特徴は、従来から広く使われているCherry MXスイッチと比べ、ストロークが4㎜から3㎜、アクチュエーションポイントが2㎜から1.5㎜にそれぞれ短縮され、より少ないストロークで反応の素早い入力ができます。

これは、一瞬の入力の遅れが命取りになるゲームでは非常に重要なポイントなのですが、この性能は文字の入力をする上でもとても効果があり、軽快に素早く文字入力ができるのです。

打鍵音はうるさくない?

メカニカル式キーボードは、打ちやすいんだけど、音がうるさいからね・・・。と感じている方も大勢だと思います。

音に関しては感じ方もそれぞれ違うし、環境も違うから一概には言えないけど、このK840が採用するRomer-Gスイッチは、ストロークの短縮とともに音を小さくすることも重要な命題で、メカニカル式キーボードとしては音が小さく仕上がっているので、私個人としてはそれほど音が大きいとは感じませんでした。むしろ、その音によって気分が高揚してキーを打つのが楽しくなるほどです。

とにかく、言葉で説明するより早いので、この動画を見てください。自分でも撮ってみたのですがこの動画の方が画像もきれいだし何より打つのが上手なので、私の動画はお蔵入りにさせていただきました(笑)

いかがでしたか?

実際に打っているときの音もこの動画とほとんど変わりませんので、参考にして大丈夫だと思います。

パームレストは必須です

k840高さ

写真を見てもらえれば分かるように、このK840は高さがかなりあります。実測してみたら一番手前のキーキャップまでの高さが約30㎜ありました。ですから、パームレストなしで長時間キーを打つのはちょっと厳しいと思います。

k840パームレスト

私は、御覧のようにキーボードの手前にペンタブレットを置いているのですが、その下にダンボールとゴムシートを敷いて高さを増してパームレストの代わりにしています。

その高さを測ってみたらちょうど20㎜ありました。この高さで私は丁度いいのでパームレスト購入の際には参考にしてみてください。


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まとめ

毎日たくさんの文章を打つブロガーやプロの文筆家の方。また、プログラマーやSE。とにかく、キーボードを毎日ハードに使うならキーボードにはこだわりたいもの。

繰り返しになるけど、メカニカルキーボードのタッチは本当に気持ち良いから皆に薦めたい所なんだけど、今までパンタグラフ式などキーストロークの浅いキーボードしか使ったことがない場合は、深いストロークに慣れるのに時間がかかるかもしれません。特に、指の移動時にキーとキーの間の溝に指が引っかかりやすいので。

それでもやっぱり、一度はメカニカルキーボードを試してみて欲しいな。

その点「K840」はだいたい6,000円台半ばとメカニカル式キーボードとしては価格が安いので(もちろん、中国製などでもっと安いのもありますが)この価格ならギリお試しで買えるかなと思うし。

私もメカニカル式キーボードを試すのは初めてだったから、10,000円以上のキーボードを買うのはやはり勇気がいり手が出せなかったけど、一万円を大きく切るこのキーボードなら何とか勇気を出して買う事が出来ました。←大げさですね(^^ゞ

もちろん、自分的には大正解でとても気持ちよく文章が打てるようになりましたよ!


また、たまにゲームをするあなたなら同じRomer-Gスイッチを採用しつつ、いままでのゲーミングキーボードほど派手じゃないG413が良いかも知れませんね。もちろん、ゲームをしなくてもキーキャップがLEDで光るタイプが好きな方もどうぞ。


それではまた。

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