スマホに流れてきたニュースのヘッドラインの一つに目が釘付けになった。
リコーから40mm相当の画角を持つ「GR IIIx」が発売だって⁉︎
欲しいっ。
RICHO GRとはどんなカメラ?
GRはフィルム時代から続いている高級コンパクトカメラで、そのレンズにはずっと35mm換算28mm相当の単焦点レンズが使われていました。(フィルム時代には21mmバージョンもありましたが)
コンセプトとしては一貫してスナップシューターを標榜。
さりげなく被写体に近づいて懐に忍ばせた小型カメラをおもむろに取り出し、標的をスパッと切り取り去って行く。
そんなイメージのカメラです。
28mmの距離感が自分には合わない
スナップ派には28mm好きが多いから、スナップ撮影が好きな私もフィルムカメラに28mmレンズを付けて街スナップにチャレンジした事もあるけど、50mmの標準レンズを使う事の多い私が28mmレンズを使うと、被写体を見つけてパッとカメラを構えてファインダーを覗いた時、大体被写体が小さすぎるんです。
逆に被写体にグッと寄ると何だか構図が窮屈になってしまう。
広角レンズでも21〜24mm位の画角だと思いっきり寄っても背景の抜けが良くてダイナミックに撮れるんだけどね。
要は28mm相当の画角が苦手で標準画角の50mm相当が好みなのですが、その50mmも時として少し狭く感じる事があります。
それに対して40〜45mm相当のレンズは広すぎず狭すぎず、私にとってジャストの画角なので35mm換算で約1.5倍の画角になるAPS-Cサイズセンサーを積むミラーレスカメラ「FUJIFILM X-E4」に28mmの単焦点レンズ(換算約42mm)を付けてよく街をスナップしています。
自分にとってしっくり来る画角ってやっぱり有るんですよね。
高画質のコンデジをいつも持っていたい
すごいカメラ好きでも近所のコンビニに行く時にはわざわざ一眼レフやミラーレスは持って行かないと思うけど、そんな時に限ってシャッターチャンスが訪れるのはカメラ好きあるあるだと思う。
そんな時はいつも持っているスマホで撮ればいいじゃんと若いカメラ好きは思うかもしれないけど、オッサンはスマホ撮影に慣れてないんですよ(俺だけ?)
たまにスマホで撮ろうとしても、もたもたしてる間にシャッターチャンスは通り過ぎてしまう。
でもそんな時にもしも手に馴染んだコンパクトカメラを持っていたら……
GR IIIxのスペック

GR IIIxは実焦点距離26.1mmで35ミリ換算で約40mm相当のレンズを積んでいる以外はGR IIIと同一のスペックになります。
GR IIIxのスペック | |
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レンズ構成 | 5群7枚(非球面レンズ2枚) |
焦点距離 | 26.1mm (35ミリ判換算で約40mm相当) |
F値 | F2.8~F16 |
画素数 | 約2424万画素 |
感度 | ISO100~102400:オート(下限値/上限値/低速限界値設定可能)、マニュアル |
手ぶれ補正 | 撮像素子シフト方式 (Shake Reduction)(3軸補正) |
ローパスセレクター | SRユニットを用いたモアレ低減機能 (オフ、弱、強) |
ダストリムーバル | 超音波振動による撮像素子クリーニング機能(DR II) |
記録形式 | ファイル形式:RAW (DNG) 14bit、JPEG (Exif2.3準拠)、DCF2.0準拠 色空間:sRGB、AdobeRGB 記録サイズ: 【3:2】L(24M:6000×4000)、M(15M:4800×3200)、S(7M:3360×2240)、XS(2M:1920×1280)、 【1:1】L(16M:4000×4000)、M(10M:3200×3200)、S(5M:2240×2240)、XS(1.6M:1280×1280) |
動画 | ファイル形式:MPEG4 AVC/H.264 (MOV) 記録サイズ:Full HD (1920×1080、60p/30p/24p)、音声記録: 内蔵ステレオマイク 記録時間: 最大4GBまたは最長約25分、内部温度上昇時は自動終了 |
フォーカスタイプ | 像面位相差検出およびコントラスト検出によるハイブリッド方式 |
撮影距離範囲(レンズ先端から) | 標準:約0.2m~∞、マクロモード:約0.12m~0.24m |
NDフィルター (2段) | オート、オン、オフ |
クロップ | 50mm、71mm、オフ |
外形寸法 | 約109.4(幅)×61.9(高)×35.2(厚)mm(操作部材、突起部を除く) |
質量 | 約262g(バッテリー、SDメモリーカード含む)、約232g(本体のみ) |
表にあるようにGR IIIxはAPS-Cサイズの2424万画素センサーを積んでいて凄く高画質なだけでなく、近接能力も強力でマクロモードを使えばレンズ先端から12cmまで寄る事ができテーブルフォトや道端の草花を撮るのにも最適。
また税込3万7,400円とちょっと値は張りますが、外付け光学ファインダー「GV-3」が用意されているのもファインダー撮影派の私としてはポイント高いです。

こんなカメラといつも一緒に居たら人生が充実すると思うんです。
しかも今回のGRは好みの画角…うーん、13万円…欲しいなあ
それではまた。
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