ニコン渾身のフルサイズミラーレスZ7はSONY αイーターになれるのか?

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どもども!あきです(^^♪

Zの型番を背負って、ついにニコンのフルサイズミラーレスが登場しました!

遂に来た!ニコンがフルサイズミラーレスカメラの開発を正式表明!
遂に来ましたね! ニコンは創立101周年の日となる7月25日、カメラ雑誌やウェブサイトなどで噂されていたフルサイズミラーレスカメラを開発中であることを正式に表明しました! 詳しい事は正式発表を待たねばなりませんが、新しいレンズマウントを採用する事に加え、従来のFマウント用レンズもマウントアダプターを介して使用できることも明らかにしました。 正式発表がいつになるのかは明らかにされませんでしたが、「ニコンファンミーティング2018」を9月1日から開催することを同時に発表していることから、9月1日より前に発表されるかも知れません。

Zという名称で私らおっさん世代が思い出すのは、フェアレディZだと思いますが(おれだけ?)、日産がZにかけた想いもニコンがZにかけた想いも、共に究極であることに変わりは無いでしょう。

そのアルファベットの最終文字であるZの型番を背負わせたところに、このカメラにかけるニコンの決意を感じたのは私だけでは無いと思います。

それでは早速、発表された情報から新しいZ6、Z7とはどんなカメラなのか紐解いていきましょう。

 
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新Zマウントで実現した大口径55㎜とショートフランジバック16㎜

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新次元の光学性能、システムの小型化、そして使いやすさを実現するため、ニコンは Z マウントに内径 55 mm、フランジバック 16 mm という究極の解を導き出した。このスペックによって、Z マウントシステムは光学設計上の自由度を高め、現在から将来に向けてフォトグラファーの期待に応え続ける大きな可能性を手に入れた。

ニコンウェブサイトより引用

ニコンは不変のFマウントを標榜し、1959年の初代NIKON F登場時に策定されたFマウントを細かい改良を加えつつも、フランジバック長46.5㎜やマウント口径44㎜を変えずに使い続けてきました。

そのため、古いMFレンズも使えるなど過去のレンズに対して高い互換性を誇って来ましたが、それ故の足かせもあり、特にマウント口径が44㎜と小さいため、明るいレンズが作りづらいというジレンマがありました。

ちなみに一眼レフのライバルであるキヤノンは、カメラをAF化する時にマウントも新しいEFマウントに変更したため、それまでの47.9㎜から54㎜へとマウント径が大きくなり、そのため明るいレンズが作りやすく、F1.0やF1.2などの大口径レンズを数多くリリースしています。

そんな足かせを背負って長年レンズ開発をしてきたニコンのレンズ設計者達がその足かせを外された時、どれだけ凄いレンズを開発するのか。本当に期待が膨らみます。

また、マウント径のように一目見て分かる数値ではないのでインパクトには欠けますが、レンズを設計するうえで大変重要なフランジバックも16㎜と大変短くなっています。

フランジバックとは、レンズマウントの基準面から撮像面(イメージセンサーの表面やフィルム面)までの距離なのですが、この距離が短い方が特に広角レンズを作るうえで有利になります。

もちろん、ボディを薄く作るのにも有利ですね。

そして、フルサイズミラーレスカメラで大きく先行するソニーのEマウントはマウント径46㎜、フランジバック長18㎜となっています。

このEマウントは発表当初はAPS-Cセンサー専用マウントだと思われていました。ですから、α7シリーズでフルサイズセンサーのカメラをリリースした時、そのマウント径いっぱいに広がるフルサイズセンサーに度肝を抜かれたのを覚えています。

本当にこの口径でレンズの性能が出せるのか?

しかし、その後のGマスターレンズなど超高性能レンズの登場にいつしか、そんな想いも忘れ去っていました。

それから時は流れ、ニコンZマウントの登場です。

ニコン渾身の新ミラーレスカメラZシリーズは、ソニーα7&9イーターになれるのか?

近い将来に登場するであろうキヤノンのフルサイズミラーレスカメラを含めた三つ巴の戦いに今から胸が膨らみますね!

ニコン初のボディ内5軸手ぶれ補正の採用

VRニコンの一眼レフはご存じのようにレンズ内手ぶれ補正(VR)を採用し、ボディ内手ぶれ補正は搭載していませんでしたが、フルサイズミラーレスカメラの登場を機に遂にボディ内手ぶれ補正を搭載してきました。しかもいきなり5軸補正です。

同時発売のFTZ(F to Z?)マウントアダプターを介して従来の一眼レフ用のFマウントレンズを使用する場合にも手ぶれ補正が効くので、オールドニッコールレンズやVRを搭載していない単焦点レンズなどでも手ぶれ補正が効くのは嬉しいですね。

これを機に、Fマウントの一眼レフカメラにもボディ内手ぶれ補正を採用するのか注目です。

また、近年ではセンサーシフト式の利点を生かし、少しずつセンサーを動かして解像力を上げるなど手ぶれ補正以外の用途でもこの機能が使われていますが、ニコンがどのような用途に応用するかも楽しみです。

NIKKOR Z レンズそしてS-Lineレンズの誕生

レンズ

新システムで広がる光学設計の自由度を最大限に生かし、今の時代に合った、そして次の世代を見据えた光学性能を実現すること。その役割を担い、時代に合わせて常に進化する S-Line レンズは、フォトグラファーが優れたレンズに期待する要素、性能を確実に備えている。

ニコンウェブサイトより引用

レンズマウントが新しくなったのですから、当然そこに装着されるレンズも新しいシリーズが採用されます。

その新シリーズがNIKKOR Zレンズです。

ボディと当時に発表されたのは、キットレンズとしてセット販売もされる標準ズーム「NIKKOR Z 24-70mm f/4S」、単焦点の「NIKKOR Z 35mm f/1.8S」、「NIKKOR Z 50mm f/1.8S」の3本です。

いずれのレンズにも型番の末尾にSが付いていますが、これはレンズラインナップの頂点に立つS-Lineレンズあることを意味しています。

ニコンのFマウントレンズではナノクリスタルコートを採用したレンズにNマークなどが付いていましたが、キヤノンのLレンズやソニーのGレンズやG MASTERレンズのようないわゆる高級ラインのレンズは存在していませんでした。

しかしミラーレスの新マウントではS-Lineレンズを登場させたことにより、レンズラインナップが分かりやすくなりそうです。

Zマウントレンズロードマップ

ロードマップ
同時に発表されたロードマップによると、当面は究極の大口径レンズ「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」を筆頭にS-Line レンズに注力するようですね。

現代に蘇るNoctニッコールの性能も気になりますが、めちゃくちゃ高いんだろうな~(笑)

現実的なところでは、50㎜ f/1.2がどんな性能なのか気になりますね。

深い握りの大きなグリップを採用したボディ

グリップ

一方、小型化ばかりを追求していくと、カメラとしての本質を失いかねない。Z シリーズはどのようなカメラであるべきか。企画段階の議論で真っ先に挙げられたのは、いかに道具としての完成度を上げるかということ。カメラは被写体と撮影者を結びつける道具であり、いかに撮影者の体の一部になれるか、撮影行為に没頭してもらえるか――それが道具としてのカメラの本質だ。

ニコンウェブサイトより引用

ボディはちょっと無骨で伝統の赤いアクセントラインも施した一目でニコンのカメラと分かるデザインを採用しています。

大きく深いグリップは、モノコックボディを採用している近年のニコン一眼レフカメラの大きな特徴ですが、今回の新しいミラーレスカメラにもその部分は継承されとても握りやすそうなグリップになっています。

このグリップなら大きく重いFマウント用の望遠レンズ使用時にも快適に撮影できそうです。

AFやファインダーにも高性能デバイスを採用

AF最近のミラーレスカメラのほとんどは、像面位相差AFとコントラストAFのハイブリッドAFが搭載されていますが、ニコンの新ミラーレスもハイブリッドAFを採用してきました。

ご存じのようにニコンは1インチセンサーを使ったミラーレスカメラ、NIKON 1シリーズでハイブリッドAFを使った超高速連写を実現していましたが、大きなフルサイズセンサーでどこまで性能を出してくるのか期待したいところです。

また、一眼レフカメラの泣き所だったAFポイントのカバーエリアの狭さももちろんミラーレス化により解消しています。

具体的には一眼レフのフラッグシップD5の水平方向約55%からZ6、Z7共に水平方向約90%と大幅に拡大しているのです。

この広いカバーエリアなら、一眼レフと比べて構図の自由度が格段に上がりますね。

ファインダークリアーな見え味の高性能光学ファインダーがニコン一眼レフカメラの特長の一つでしたが、そのファインダーへのこだわりはミラーレスカメラになっても変わらず、0.5インチの369万ドットの有機EL(OLED)パネルの採用やファインダー倍率0.8倍など数値に表れる部分ももちろんハイスペックなのですが、ニコンの光学技術の粋を集めた接眼レンズや反射防止コーティングやフッ素樹脂の防汚コーティングの採用など、徹底的に見え味にこだわった極上のEVFが採用されています。

まとめ

朝日新聞2018年9月下旬発売予定のZ7(予価44万円前後)、2018年11月下旬発売予定のZ6(予価27万円前後)および新マウントの概要を駆け足で見てきましたが如何だったでしょうか?

最初の製品であり、まだまだ専用レンズが少ないことからすぐにソニーの牙城を崩すのは難しいとは思いますが、高機能なマウントアダプターを用意したことで、従来のFマウントレンズをたくさん持っているユーザーには大いにアピールできる出来ではないでしょうか。

とにかく、ここからニコンの大勝負が始まります!

期待を持って見守っていきましょう。

ではでは。

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