キヤノンのフルサイズミラーレスが切り開くカメラと写真の新時代

どもども!あきです(^^♪

Rの称号を背負って、ついにキヤノンのフルサイズミラーレスが登場しました!

Rという名称で私らおっさん世代が思い出すのは、SKYLINE GT-Rだと思いますが(決してNISSAN GT-Rではない)、日産がRにかけた想いもキヤノンがRにかけた想いも、共に最高性能であることに変わりは無いでしょう。

何てニコンのフルサイズミラーレス登場の記事と同じような書き出しになってしまいました(^_^;

それはともかく、ニコンに続いて一眼レフ二大巨頭の一角、カメラ界の巨人、あのキヤノンが遂にフルサイズミラーレスカメラ「EOS R システム」を発表しました!

それでは早速、発表された情報から新しいEOS Rとはどんなカメラなのか紐解いていきましょう。

大口径54㎜の新マウントRFマウントを採用

マウント

画像:Canon

ニコンZマウントも、内径55㎜の大口径マウントを採用しましたがキヤノンでも内径54㎜のRFマウントを新たに開発し採用しました。

この内径はEOS一眼レフのEFマウントと全く同じですが、54㎜の内径ありきでは無く、フルサイズミラーレスカメラにとって理想的なマウント径を探った末に同じ54㎜にたどり着いたようです。

奇しくもニコンの新マウントとほぼ同じ内径になったと言うことは、フルサイズミラーレスのマウントに最適な解は、54~55㎜なのでしょうね。

また、マウント径のように一目見て分かる数値ではないのでインパクトには欠けますが、レンズを設計するうえで大変重要なフランジバックは20㎜に設定されました。

フランジバックとは、レンズマウントの基準面から撮像面(イメージセンサーの表面やフィルム面)までの距離なのですが、この距離が短い方が特に広角レンズを作るうえで有利になります。

highquality-focus

画像:Canon

キヤノンのサイトには、RFレンズの性能を最大限に発揮させるために、ショートバックフォーカスを採用したと書かれていますが、具体的な数値は「開発者の妥協なき挑戦」というコンテンツを読まないと分かりません。

もしかすると、ニコンZマウントの16㎜と比べてやや長いので数値を分かりづらくしたのかな?

とにかく、あのキヤノンが最適解として導き出した数値です。

心配はいらないですよね。

デュアルピクセルCMOS AFの本領が遂に発揮される!?

2013年に発売された一眼レフカメラ「EOS 70D」に初めて採用され、APS-Cサイズセンサーを搭載した一眼レフやミラーレスカメラを中心に使われているデュアルピクセルCMOS AF。

デュアルピクセルCMOS AF

画像:Canon

このAFは、CMOSセンサーのひとつひとつの画素を、独立した2つのフォトダイオードで構成し、全有効画素が撮像と位相差AFの機能を兼ね備えた撮像面位相差AF技術で、画質にまったく影響を与えない撮像面位相差AFであることが最大の特長です。

他社の撮像面位相差AFでは、撮像用の画素とは別に測距専用の画素を配置しているので、その部分では画像を生成できず他の画素のデーターから補完しているため微妙に画質が低下する可能性があります。

また、測距点を増やせば増やすほど画質への影響があるため多点化には限界があります。

その点、デュアルピクセルCMOS AFは測距点を増やしても画質に影響がないため、AFポイントを増やしやすいのです。

また、従来の一眼レフのEOSの場合、デュアルピクセルCMOS AFが使えるのは背面液晶を使ったライブビュー撮影時のみで、光学ファインダーを使った撮影時には従来通りのAFセンサーを用いた位相差AFが使われていたので、言ってみれば宝の持ち腐れに近かったのですが、EOS Rシステムでは、背面液晶でのライブビュー撮影時はもちろん、EVFを用いたファインダー撮影時も、デュアルピクセルCMOS AFを用いた高速で正確なAF撮影が出来るのです。

従来のEOSカメラは、ファインダー撮影用とデュアルピクセルCMOS AFとで、異なるオートフォーカス用のデータをレンズから受け取っていたのです。

 

それに対してRFレンズは、ファインダー撮影用のデータが不要になった分、多くのデュアルピクセルCMOS AF用データを搭載できます。そのリッチなデータを使い切ることを考え、映像エンジンとAFアルゴリズムを進化させました。

 

条件が悪くなるほど、EOS Rの強みが実感できるはずです (浜野)

引用元:Canon

そして、この開発者の言葉からも分かるように、一眼レフのシステムでは充分に発揮できなかったデュアルピクセルCMOS AFの真の性能が発揮されるのはこれからなのかも知れません。

それは、異次元のAF性能!

期待が膨らみますね!

新RFマウントから生まれる過去に例のない超弩級レンズ!

レンズカット

画像:Canon

フルサイズ用の開放F値2.0のズームレンズとして「SIGMA 24-35mm F2 DG HSM」がリリースされた時は度肝を抜かれましたが、キヤノンからも開放F値2.0のズームレンズが誕生します!

しかも、望遠端70㎜の標準ズームが!!

その名は「RF28-70mmF2 L USM」

広角レンズでもビビるのに標準ズームって!これも、大口径ショートフランジバックのミラーレスカメラだからこそ開発できたのでしょう。

レンズ

画像:Canon

スペックだけで無く肝心の写りも過去に例のない素晴らしいものになるでしょう。

そして同時発表された他の3本のレンズも素晴らしい性能が期待できますし、今後開発されるレンズにも夢が膨らむというものです。

ぜひ、軽くコンパクトで性能が良く価格も手頃な広角ズームレンズを開発して欲しいな。

もちろん、従来のEFマウントレンズもマウントアダプターを使って装着することが出来るので、レンズ不足の心配もありません。

新時代の操作性?マルチファンクションバーとコントロールリング

レンズや新マウントに比べると地味ですが、新しいEOS Rでは、マルチファンクションバーコントロールリングによる新しいカメラ操作が提案されています。

マルチファンクションバー

画像:Canon

マルチファンクションバーは、スライド、左右のタップと一つの部材で3つの操作に対応し、それぞれに異なる機能を割り当てることが出来ます。

しかも、場所はファインダーの右側と一等地。

ファインダーを覗きながら操作しやすいこの場所に、よく変更する3つの設定を割り当てれば、カメラの操作性が劇的に向上するかも知れません。

コントロールリングは、キヤノンのコンデジ(Gシリーズだったかな?)で初めて採用され、瞬く間に他社のコンデジにも同じようなリングが採用されたとても操作性の向上する機能です。

evf-controlring-2

画像:Canon

絞りやシャッタースピード、ISO感度、露出補正を任意で割り当てられる、そのコントロールリングがRFマウントの全てのレンズに採用されるのです!

設定の変更が大変だと、ついつい同じ設定で何でも写してしまいがちになりますが、ファインダーを覗きながら操作しやすいこの二つがあれば、思い描く作画を実現するために、カメラの設定変更をストレス無く思い通りに行うことが出来るでしょう。

もしかするとそれは、画質やAF性能の向上以上に我々カメラマンの写真ライフに大きな影響を与えることなのかも知れません。

まとめ

一眼レフカメラのEOSシステムで、カメラボディとレンズ間の制御からメカを完全に排した完全電子マウントの道を切り開いたキヤノン。

あれから約30年の時を経て、新たに誕生したフルサイズミラーレスのEOS Rシステム。

この新マウントでキヤノンは、どんな新たな道を切り開くのでしょうか?

それは、カメラと写真の新時代を切り開く道なのかも知れませんね。

ではでは。