ポケトークが大評判!?未来の翻訳機が遂に我々の手にやってきた!

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こんにちはaki99です。

ソースネクストより12月14日(木)に発売予定のポータブル翻訳機POCKETALK(ポケトーク)に、先日行ってきたLSJ EXPERIENCE -PC・デジタルフェア2017-でいち早く触れて、最初に思った感想が

未来キターーーーーーっ! でした。

デモを見せてもらった時に本当にそう思いました。(そう呟いてたかも・・・)

ソースネクストのポケトークは、多く人が思い描いた自動翻訳機を本当に実現した画期的な製品だと思う。スマホのアプリでも似たような事は出来るのでは?と思ったかもしれないけど、そこは専用機、使い勝手が全く違います。

ポケトークはこんな製品

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ポケトークとは、簡単に言えば手のひらサイズの自動翻訳機で、50言語以上から任意の2言語を選んで使います。

タップして話しかけるだけで音声とテキストで翻訳してくれるので、それを相手と繰り返す事で会話をする事が出来ます。しかもワンフレーズだけでなく、ある程度長い言葉でも翻訳してくれるので、切れ切れの細かい会話にならず、普通のペースで話す事が出来ます。

実際に担当者の方に試していただきましたが、かなり長い会話文でも大丈夫だったので、これなら慣れれば普通に会話できると思いました。

しかも、発音がとても自然なのです。機械がしゃべる言葉ってギクシャクしていると思い込んでいたので、すごく流暢な発音に思わず、人の声ですか?と聞いてしまいました。もちろん、否定されましたよ。考えてみれば、翻訳機の言葉を人の声で作るなんて無理だよね。どれだけの言葉を録音したって足りないもん。更にその声を翻訳する言葉に合わせて選ぶなんて絶対に無理ですよね(^^;

論より証拠です。公式サイトの動画を張り付けたので、見てみて下さい。発音の流暢さと共に実際の使い勝手が分かると思います。動画はこの他に「お寿司屋さん編」と「メイド喫茶編」があるので、興味のある方はそちらもご覧になってみて下さい。

実際に使う場合は、この動画の様にポケトークをお互いに手渡ししながら会話するのがスムーズだと思いますが、もしもこれがスマホだった場合、現地で初めて会う方に渡すのはセキュリティの面でもためらわれると思います。その面でも専用機である事は大きなメリットですね。

ポケトークの使い道は無限大

2020年の東京オリンピックに向かって、外国から日本に来るお客様がドンドン増えています。最近では東京や大阪、京都だけでなく地方の観光地でも海外からの観光客が本当に増えました。

そんな観光客の方に話しかけられた時、あるいは困ってる外国の方を見かけた時、このポケトークがあれば大丈夫。動画の様に普通に会話する事が出来て、お互いにとてもハッピーになれると思います。せっかく日本に旅行に来てくれた海外の方ですから、いい気分で帰国してもらいたいですからね。もちろん、あなたが海外に行く時にも強い味方になってくれる事でしょう。

対応言語

出典

対応言語はご覧の様に本当に沢山あるので、ほとんどの場所で会話に困る事は無いと思います。

それだけでなく、外国語の勉強。特に会話の勉強に、このポケトークは最適なツールだと思います。いくらポケトークが便利でも、簡単な会話はやはり自分の口でしゃべった方が早いですよね。だから、旅行前に使いそうな会話文をボケトークで現地語に翻訳して、その言葉を練習しておけば、現地の方にも通じるかも知れません。もし通じたら楽だし、何より嬉しいですよね。もしダメでもポケトークが助けてくれますから、積極的に現地の人とコミュニケーション出来ますね。

その他にもあなたらしい使い方がきっと見つかると思います。新しい道具には、無限の可能性が詰まっているのですから。

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ポケトークのハードや仕様は?

ポケトークは、IoT「Internet of Things(モノのインターネット)」製品に属しインターネットのクラウド上で高度な処理を行う事により、従来の端末では実現できなかった、正確な音声認識、文字変換、翻訳、音声合成などを行い、翻訳された音声を瞬時に返す事が出来るのです。

日本語と外国語だけでなく、例えば英語とフランス語など、任意の二言語間で翻訳する事も出来ますから、上手く使えば3か国語で会話する事も出来るかも知れませんね。

ところで、ポケトークとはハード的にはどんな製品なのか?

■プロセッサ:クアッドコア1.3GHz ARM7
■メモリ(ROM):8GB
■メモリ(RAM):1GB
■ディスプレイ:1.3インチ、320×320ピクセル
■タッチパネル:ジェスチャーコントロール、タッチボタン×5、インスタントON
■ワイヤレス通信:(Bluetooth) Bluetooth4.0(現在はご利用いただけません)
■ワイヤレス通信:(Wi-Fi) 802.11b/n
■SIMカード/通信:W-CDMA方式、3Gのみ利用可。850/1900/2100MHzに対応。日本国内では2100MHz(docomo)で利用可能。
■電源部:リチウムイオンバッテリー(容量:2000mAh、電圧:DC3.7V)
■寸法 / 重さ:110×60×16mm / 約90g

上記の仕様でも明らかなように、大雑把に言えば翻訳専用のスマートフォンと考えれば良いでしょう。実際にOSには専用にカスタマイズされたandroidが使われています。

ガジェット好きのエンジニアなら色々といじって遊ぶ余地があるかも知れませんが、私みたいに良く分からない方は、普通に使いましょう。(当たり前か(^^;)

ただ、現在は利用できないBluetooth4.0機能が搭載されているのは、将来のアップデートで翻訳音声をスピーカーに飛ばしたりと色々と利用範囲が広がりそうで楽しみですね。

ところで価格は?

現在は同じハードで、ソラコムのグローバルSIMカード付き/なしを選択でき、SIM付きの価格は2万9800円(税別、以下同)で、購入後、2年間は月額料金なしで翻訳が使い放題となります。SIMなしの価格は2万4800円で、Wi-Fiを運用して使う形となります。

SIM付きの2年たった後に、そのまま使う場合の料金はまだ未定ですが、別途チャージをすることで継続利用できるようにするそうです。ソラコムのSIMカード自体は、1万円で単体でも購入できますが、チャージ料金はこの額よりは安くなる見込みだそうです。

私個人の意見としては、5,000円の価格差であれば、SIM付きを購入した方が断然使いやすくお得でしょう。国内だけの利用ならば、デザリングやWiMAX等の機器を利用すれば使えると思いますが、やはり単体で使えた方が便利だし、更に海外で使うとなるとSIM付きの方であれば、ほとんどの場所でそのまま利用できるから、圧倒的に使いやすいよね。

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最後に

使っているハードやソフトの技術は、それほど凄いものではないのかも知れないけど、結果として出来上がったポケトークという製品は、人々の生活を便利で豊かにする本当に良い製品だと思います。

世界中の人々がこの様なポケット翻訳機を持つようになる近い未来には、言葉の壁を越えて色々な人種がコミュニケーション出来る様になるでしょう。

もしかすると、人類が一つになるための大きな一歩を踏み出したのかも知れませんね。ちょっと大げさかな(^^;

でも、本当にそうなったらハッピーですよね!

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それではまた。

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