BTOパソコン購入時に知りたいパーツの役割やチェックポイントまとめ

BTOパソコン Windows

何でもそうだけど、安くて性能が良ければそりゃ嬉しい。

もちろんパソコンだって一緒。

だけど、パソコンメーカーのサイトで解説を読むと良い事しか書いてないし、そもそもスペックをいろいろ羅列されても良く分からない。そんな話をよく聞きます。

そこで私がお勧めするのがBTOパソコン

BTOとは Build to Order の略語です。

日本語で言えば「受注生産」の事になります。

その言葉から分かるようにBTOパソコンとは、あなたの使いやすい様にメーカーのサイトでパソコンの中身をカスタマイズしてから注文し、メーカーはそのオーダーを受けてから生産するパソコンの事で、そのシステムによりあなたは好みや使用目的に合ったパソコンを受け取ることが出来るのです。

また、その便利な仕組みを使ってパソコンを製造販売しているのがBTOパソコンメーカーなのです。

しかしこのBTOパソコン、基本的にはパソコンマニア向けに商品を展開しているので、いきなりメーカーサイトに行っても、たくさん並んだ色々な種類のパソコンに圧倒されて、早々に逃げ帰ってくるのが関の山。

そこでこの記事では、過去にこのブログで書いたパソコンパーツの解説やパソコンの選び方についてまとめてみました。

この記事やリンクした過去記事でザッと知識を仕入れてからBTOパソコンサイトに行き、分からな事があったらまたここに戻って調べれば、初心者のあなたでもきっと自分に合ったパソコンをリーズナブルな価格で購入する事が出来るでしょう。

BTOパソコンの基礎とお勧めメーカー

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コスパ最強パソコンをゲットしたいなら迷わず◯◯◯パソコンを狙え!

このブログの人気記事ベスト3に入っているこの記事では、BTOパソコンについて噛み砕いてわかりやすく解説しています。

また、記事後半ではBTOパソコンメーカーについてもランキング形式でご紹介しているので、メーカー選びの参考にも是非ご活用ください。

とにかく、BTOパソコンについて予備知識のない方はまずこの記事を読んでみてね。

CPU – パソコンの頭脳 –

CPU

CPUはスイッチの集まり?その謎を解けばパソコン選びの悩みも解消!?

私がパソコンを使い始めた90年代半ば頃は、パソコンの性能=CPUの性能と言えるくらいで、新しいCPUが出るたびに「今度のCPUはついにクロック周波数100Mhzを超えた!」みたいに盛り上がり、1〜2年もすればパソコンの性能は2倍にも3倍にもなったものです。

もちろん今でもCPUの性能は毎年のようにアップし、それによってパソコンの性能も底上げされていますが、当時のように数年で性能が劇的に上がるような事はありません。

また、CPUには色々なグレードがありますが、基本性能が底上げされた現在ではブラウザでのネット利用やワードでの文書作成、Skypeやzoomでのネット会議やYouTubeなどでの動画視聴程度なら、どのグレードを選んでも基本的には大丈夫です。(下位グレードのCPUでは、4K動画の視聴などではコマ落ちが発生する可能性があります。)

ですからあなたがビジネス目的でパソコンを選ぶなら、CPUは予算に合わせてそこそこのグレードを選べば良いでしょう。無理して一つ上のグレードを選ぶくらいなら、キーボードやヘッドセットなどの周辺機器に予算を割いた方がトータルの快適性は増すと思います。

また、この章にリンクした記事ではインテル製のCPUについてしか触れていませんが、ここ数年AMD製のCPU「Ryzen」の人気が高まり、BTOパソコンにも搭載されるようになりました。

このRyzenのグレード体系はインテルに合わせてきているので、Core i5=Ryzen 5とCore iシリーズの同じ数字に対比していると考えて下さい。

肝心の性能についてざっくりと比べると現在(2020年7月)の最新世代(Core iは第10世代、Ryzenは第3世代)では、下記のようになります。

項目Core i シリーズRyzen シリーズ
マルチスレッド性能
シングルスレッド性能
ゲーミング性能

簡単に言うと、ゲームがしたいならCore iシリーズ、写真や動画をガンガン編集したいならRyzenシリーズの方がやや優れています。

そうは言ってもどちらも普通に高性能ですから、みんなが使っている安心を買いたいならインテル製、人と違うものが使いたい新し物好きはAMD製を選べば良いと思う。

また、トラブルが不安ならインテル製の方が使っている人が圧倒的に多いので情報もたくさんあるので対処しやすいと思います。

メモリー – 実は一番大切なパーツ –

メモリー

パソコン選びで重要なメモリの役割と不足で起こる○○の回避方とは?

CPUの性能が底上げされた現在では、メモリーの搭載量がパソコンの性能を左右する大きな要素になりました。

ところでメモリー(正確にはメインメモリー)にはどんな役割があるのでしょうか?

メモリーにはざっくり分けると、機器のスイッチを切っても保存したデータが残るものと、スイッチを切るとデータが消えてしまう物の二種類に大別され、前者にはUSBメモリーやカメラやスマホのデータを保存するSDカード等があります。

そして後者の代表がパソコンのメインメモリーなのです。

そもそもパソコンはスイッチを入れて起動すると、後述するHDDなどのストレージに入っているOSのデーターをメインメモリーに移し(ロードすると言う)その中で基本的には動きます。そして、Chromeなどのブラウザを立ち上げるとそのデータもメモリーにロードされ、写真を見たらそのデータもロードされ、とにかく全てがメインメモリーの中で動いているのです。

ですからメインメモリーの容量が少なくてデーターが溢れてしまうと、メモリーより極端にスピードの遅いHDDなどのストレージにデーターを退避せざるを得なくなり、極端にパソコンの動きが遅くなってしまうのです。いわゆるパソコンが重くなるってやつですね。

では、一体どれだけメモリーを搭載すれば良いのか?

私の考えは、最低8GB、できれば16GB、動画を扱ったり、大作ゲームをやるなら32GB以上です。

ちなみに私の自作パソコンは16GBのメモリーを積んでいますが、それなりに快適です。

下記の記事では更に詳しく解説しているので、是非読んでみて下さい。

ストレージドライブ – メインストレージはSSD一択! –

SSD&HDD

HDDとSSDをかしこく選ぶためにこれだけは知っておきたい基礎知識

パソコンのデーターを保存しておく為のストレージドライブ、一昔前まではHDD(ハードディスクドライブ)が主流でしたが、近年急激に普及してきたのがSSD(ソリッドステートドライブ)です。

この二つのドライブをざっくり比較すると、スピードのSSDと大容量低価格のHDDになります。

それではどちらが良いのかと言えば、ノートパソコンならSSD一択です。(一部のストレージ2台積める機種を除く)HDD搭載パソコンとSSD搭載パソコンではスピードや快適性が圧倒的に違います。

デスクトップパソコンについても、OSなどをインストールするメインストレージはもちろんSSD一択で、容量単価のやすいHDDは写真や動画などを保存するストレージに利用するのが賢い方法です。

詳しくは下記の記事を読んでみて下さい。上の記事では優しく、下の記事では更に詳しく解説しています。

BTOパソコンのレビュー記事

過去にこのブログで、マウスコンピューター製のBTOパソコンについての実機レビューなど、たくさんの記事を書いてきました。やや古い記事も多いですが、現在でも十分に参考になると思いここにリンクします。

これからは他社も含めて更にレビュー記事を充実させたいと思うので、新記事が増えたらここに追記したいと思います。

NEW ガレリア GCL2060RGF-Tレビュー|Photoshop作業がめちゃ快適な快速PC!

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一番上が最新記事になっています。

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まとめ

このブログではパソコンの選び方やパーツの解説についていろいろ記事にしてきましたが、それらを網羅する記事がなかったので、ここにまとめてみました。

この記事をハブに興味のある記事に是非目を通して見て下さい。

それではまた。

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